【評判/口コミ】ネクストエナジーの蓄電池ってどうなの？価格から製品情報まで

「ネクストエナジーってあまり聞かないけれど、どんなメーカーなの？」

「他のメーカーと比べて評判は良いの？」

ネクストエナジーは2003年に創立されたメーカーで、蓄電池や太陽光発電を取り扱っています。取り扱い販売店が少なく知名度は低いものの、確かな技術力やノウハウを持った、信頼できるメーカーです。

とはいえ、すべての方の希望に合った製品や、納得のいく製品が揃っているわけではありません。導入後に「期待していたより技術力が低かった」と後悔しないためにも、事前にしっかりとメーカーや製品を知っておくことが重要です。

そこで本記事では、ネクストエナジーの太陽光発電の実際の評判や製品のスペック、メリット・デメリットを紹介します。さらに、導入時に費用を抑える方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

【蓄電池メーカー】ネクストエナジーとは？特徴を紹介

項目	内容
会社名	ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社
所在地	長野県駒ヶ根市赤穂11465-6（本社・商品技術センター）
創立	2003年12月
公式HP	https://www.nextenergy.jp/

ネクストエナジーは、2003年に創立された長野県の企業で、蓄電池や太陽光発電を販売しています。確かな技術力を持った企業で、国内で培ったノウハウを経済成長が著しい国々に展開していることが特徴的です。

とくに、太陽光発電に関する実績が豊富で、2024年には太陽電池モジュールの累計出荷量が2GW（一般家庭約62万世帯）を超えています。多くの世帯に導入される人気メーカーであることが分かるでしょう。

信頼できる日本のメーカーから蓄電池を導入したい方におすすめです。

ネクストエナジーの蓄電池一覧【特徴・費用】

ネクストエナジーは、現在下記の蓄電池を取り扱っています。

それぞれの特徴や具体的な価格を見ていきましょう。

iedenchi-Hybrid

製品名	容量	蓄電タイプ	希望小売価格（税込）
NXS-MHESS001	10.24kWh	全負荷型	セット価格3,575,000円

iedenchi-Hybridは、10kWh以上の容量を持つ大容量タイプで、停電時にはいつも通り家全体で電気を使えます。200V対応で、オール電化製品などの使用も可能です。

さらに、停電時には太陽光発電の電気をいつも通り使えるため、発電して蓄電池に溜めて使用するというサイクルを繰り返せます。停電時の安心感が強い製品だと言えるでしょう。

また、ハイブリッド型のパワコンを搭載しているため太陽光発電と蓄電池を一台で制御でき、省スペースにもなります。なお、価格はパワコンなどを含めたセット価格となっており、やや高めに見えています。

他社製品の価格と比較する際は注意しましょう。

ハイブリッド蓄電システム

製品名	容量	蓄電タイプ	希望小売価格（税込）
RAC-01HB58X	5.8kWh	特定負荷型・全負荷型	3,520,000円
RAC-01HB115	11.5kWh	特定負荷型・全負荷型	4,620,000円

ハイブリッド蓄電システムには特定負荷型と全負荷型があり、停電時の対応を選べます。さらに、200V製品対応のため、停電時にも幅広い家電が使えて安心です。

また、蓄電池の高速充電が可能で、即座に充電したい時にも素早く対応してくれます。寿命も長く、12,000サイクルです。

品質の高い製品を長く安全に使い、停電時に安心して過ごしたい方におすすめと言えます。なお、こちらの価格もパワコンなどを含めたセット価格です。

ネクストエナジーの蓄電池の口コミ・評判

続いて、ネクストエナジーの実際の評判をみていきましょう。良い口コミと悪い口コミの両方を紹介するので、よく比較してみてください。

良い口コミ

ネクストエナジーの口コミには、停電時に安心できる設計が嬉しいという声が多くありました。

9.8kWh蓄電池（ネクストエナジー製　iedenchi ）を設置してみた。

全負荷型なので停電しても家中電気が使える💡

やたらとデカいから中を見てみると…

1番下の小さいのがリチウムイオン電池で思ってたより小さい。

これで180kgて重すぎでしょ😼

#蓄電池

#太陽光

#新築

#リフォーム

#補助金

引用：X

ネクストエナジー社が販売する太陽光発電+蓄電池システムの価格は20万円。蓄電池容量は1kWで専用のコンセントから使うことができる。LED照明、ラジオ、小型テレビ、机の照明で約100Wなのでこれらを同時に10時間近く使える計算。

引用：X

停電時もエアコンを使える大容量蓄電池、ネクストエナジー http://dlvr.it/PXVcJ7

引用：X

製品によっては、生活必需品の家電が同時に10時間ほど使い続けられる想定です。上記の口コミから、停電時にいつも通り安心して電気を使いたい方にとてもおすすめできる製品だと分かるでしょう。

悪い口コミ

ネクストエナジーの蓄電池に関する悪い口コミはとくに見当たりませんでした。そのため、実際に導入してネガティブな意見を持っている方はほとんどいないと考えて良いでしょう。

ただし、製品の質が良くても業者選びを間違えると施工不良などが起こり、ネガティブな状態につながりやすくなってしまいます。良い製品を問題なく使えるようにするためにも、業者選びは慎重に行いましょう。

ネクストエナジーの蓄電池のメリット5選

ネクストエナジーの蓄電池のメリットを大きく分けると、下記の5つです。

それぞれ具体的にどのような良さがあるかを紹介するので、魅力的に感じる点があるか確認してみてください。

低容量から大容量までラインナップがある

ネクストエナジーの蓄電池は、5.8kWh・10.24kWh・11.5kWhの3つの容量の製品が揃っています。低容量から大容量まであるため、2人家族でも4人家族以上の世帯でも、適した容量の製品を選ぶことが可能です。

また、停電時にしっかり電気を溜めておきたい人にとっても、大容量タイプがあるのは嬉しいポイントでしょう。大容量タイプは、メーカーによっては販売していないことがあるため、容量の多さを重視している方にもおすすめです。

停電時に安心して過ごせる設計

停電時に安心して過ごせるよう設計されているのも、ネクストエナジーの蓄電池のメリットのひとつです。iedenchi-Hybridもハイブリッド蓄電システムも全負荷型に対応しており、停電時でもいつも通りすべての部屋で電気を使うことができます。

10kWh以上の製品なら、日本の一般家庭の1日の電気消費量を賄えるため、フル充電できていれば停電時にも困らないでしょう。また、自立運転時に同時に利用できる電気の出力値も、ハイブリッド蓄電システムなら5,900Wとかなりの高出力になっています。

さらに、200Vの製品に対応しているため、オール電化製品や200Vのエアコンなども停電中に使用可能です。このように、停電時の安心感が揃っているのがネクストエナジーの蓄電池なのです。

寿命が長い

ネクストエナジーの蓄電池は、長寿命設計となっています。とくにハイブリッド蓄電システムはサイクル数が12,000となっており、1日1サイクルで考えると32〜33年持つ計算です。

一般的な蓄電池の寿命は10〜15年のため、倍以上の寿命があるのです。蓄電池を長く使えれば、その分得られる経済効果や費用対効果が上がる上、停電時に安心できる期間も長くなります。

少しでも経済効果を底上げしたい方や、停電時の安心感が長く欲しい方におすすめです。

十分な保証期間

高性能な点に加え、十分な保証内容がついているのもネクストエナジーの蓄電池の強みのひとつです。下記のように、シリーズごとに10年以上の各種保証が付帯しています。

前述した通り、蓄電池の平均寿命は10〜15年のため、十分な保証期間だと言えます。さらに、iedenchi-Hybridシリーズには自然災害補償がついており、災害が多い地域でも安心して導入できるのです。

また、ハイブリッド蓄電システムなら、有償で加入すると各種保証期間を5年延ばすことができます。そのため、できるだけ長期間保証して欲しい方にもおすすめです。

補助金対象製品がある

ハイブリッド蓄電システムのRAC-01HB58Xは、SIIの補助金適用製品となっています。SIIの補助金を活用すれば初期費用を抑えて導入できるため、価格面や費用対効果が気になる方におすすめです。

ただし、必ずしも毎年度の補助事業で補助対象になるとは限りません。また、補助対象となっていても、予算に達して終了していることもあります。

そのため、補助金を確実に利用したい場合は、導入前に対象となっているかや予算に余りがあるか確認しておくと良いでしょう。

ネクストエナジーの蓄電池のデメリット

多くの導入メリットがあるネクストエナジーですが、取り扱っている販売店が少ないというデメリットがあります。取り扱い販売店が少ないと相見積もりを取りにくいため、業者価格の比較検討がしづらくなってしまうのです。

つまり、低価格で販売・施工してくれる業者が見つかりにくい可能性があります。できるだけ多くの業者で相見積もりを取り、比較検討したい方は、取り扱いが多い他のメーカーの方がおすすめかもしれません。

ネクストエナジーの蓄電池がおすすめな人

これまで紹介した製品の特徴やメリットをまとめると、ネクストエナジーの蓄電池は下記のような方におすすめです。

とくに、停電時の対策としての品質が高い製品となっており、安心して生活したい方に選んで欲しい製品と言えます。また、容量のバリエーションが多いことから世帯人数を選ばないため、幅広い方におすすめできます。

蓄電池の導入費用をできるだけ抑える方法

どのメーカーの蓄電池を導入するか見当がついたら、実際に導入する際にできるだけ費用を抑える方法をチェックしましょう。下記の3つの方法を抑えるだけで、初期費用を大きく抑えられます。

それぞれ具体的にどう活用すれば良いか、見ていきましょう。

補助金を活用する

蓄電池の導入費用を抑えたいなら、積極的に補助金を活用しましょう。補助金を活用すると初期費用を抑えられ、その分コストの回収速度が早くなります。

なお、蓄電池の補助金は国や都道府県、市区町村で実施されています。例えば、直近で実施された国の補助金は下記の通りです。

また、補助事業によって要件が異なるため、ご自身が対象に含まれる補助金が複数ある場合は併用できるか確認しましょう。もし併用できなければ、補助額を見比べて高い方を選ぶのがおすすめです。

さらに詳しく蓄電池の補助金について知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。

コスパの良い業者を選ぶ

コスパの良い業者を選ぶのも、費用を抑えて蓄電池を導入するために重要な要素のひとつです。購入するメーカーや製品が同じでも、業者によって導入費用は変わります。

というのも、業者によっては施工を外注していたり、広告費や人件費を多く使っていたりするためです。下記のような業者ならコスパが良くなりやすいと言えます。

とくに自社施工を行なっている業者は、費用が安くなりやすいだけでなく、施工品質も高い傾向にあります。メリットが大きいポイントになるため、必ず押さえておきましょう。

また、下記の記事でも上記の特徴に当てはまるコスパの良い業者を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

太陽光発電と同時に導入する

蓄電池をお得に導入したいなら、太陽光発電と一緒に設置するのがおすすめです。一緒に購入することで、場合によってはセット割引が適用され、両方の設備を比較的安価で導入できます。

さらに、太陽光発電と同時に導入すれば2つの設備の補助金を併用できる可能性があり、その分初期費用が安くなりやすいのです。そのため、悩んでいるなら同時に設置するのが良いでしょう。

なお、太陽光発電のメーカーにお悩みの方は、下記の記事よりおすすめメーカーを見てみてください。

蓄電池の設置ならトベシンエナジーにおまかせ！

蓄電池の導入なら、トベシンエナジーへおまかせください。トベシンエナジーは、関東に16店舗を展開し、蓄電池の導入をサポートしています。

豊富なメーカーから蓄電池を選ぶことが可能です。また、お一人おひとりに合ったメーカーやプランをご提案しているため、メーカーに迷っている方も安心してご相談いただけます。

さらに、自社施工で価格を抑えながら品質の高い施工を行っており、補助金の代行も承っています。

ご相談いただいたからといって、必ずしもご依頼いただく必要はございません。お気軽にご不明点を解消されるようなお気持ちで、ぜひ一度ご相談ください。

トベシンエナジーの施工実績・口コミ

ここでは、トベシンエナジーで実際に太陽光発電・蓄電池を導入した方の施工事例・口コミをご紹介します。

町田市 K様邸

項目	詳細
エリア	東京都
築年数	10年
実際の導入費用	860,000円
補助金額	2,500,000円
実際に節約できた金額	11,010円
メーカー（太陽光）	長州産業
メーカー（蓄電池）	長州産業/SPVマルチ

足立区 O様邸

項目	詳細
エリア	東京都
築年数	5年
実際の導入費用	790,000円
補助金額	2,060,000円
実際に節約できた金額	5,550円
メーカー（太陽光）	カナディアンソーラー
メーカー（蓄電池）	カナディアンソーラー

ネクストエナジーは太陽光発電も販売している？

ネクストエナジーは、蓄電池だけでなく太陽光発電も販売しています。蓄電池と同様に評判が良く、下記のように他のメーカーと比較して発電効率が高いと実感している口コミもあります。

同じ時間でもネクストエナジーの方が発電してる。JINKO→30kwh。NE→36kwh。どちらも方角はほぼ南だからパネルの性能の違いかな。

引用：X

他にも、保証内容の充実度や耐久性の高さ、品揃えの豊富さなどが好評です。ただし、蓄電池と同様に取り扱い販売店が少ないなどのデメリットもあり、よくメリットとデメリットを比較しておくと安心でしょう。

さらに詳しくネクストエナジーの太陽光発電に関する評判を知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。

まとめ

本記事では、ネクストエナジーの蓄電池に関する口コミや、メリット・デメリットなどについて紹介しました。ネクストエナジーの蓄電池はラインナップが幅広く長寿命で、停電時に安心して過ごせる設計になっています。

一方で、取り扱い販売店が少ないというデメリットも存在します。この記事で紹介したメリットやデメリット、実際に導入した方の体験談を参考に、後悔のない選択を行ってみてください。