「蓄電池の怪しい営業に引っかからないか不安…」
「悪質な業者の見分け方はないの?」
「蓄電池の営業は怪しい」そんな噂を聞き、不安を感じている方もいるでしょう。蓄電池業者には信頼できる業者も多くいますが、なかには悪質な営業を行う業者もいるのが事実です。
悪質な業者と契約してしまうと、トラブルに巻き込まれて高額な費用を請求される可能性があります。トラブルを避けるには、悪質な営業を行う業者の手口や対策を知っておくことが重要です。
そこで本記事では、蓄電池の悪質な営業の手口や実際の体験談、対策を紹介します。さらに、トラブルに巻き込まれてしまった場合の対処法も紹介しているので、万が一の際の参考にしてください。
なお、そもそも蓄電池とは何かを知りたい方は次の記事をご覧ください。


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蓄電池の営業トラブル件数は増加傾向にある
国民生活センターによると、家庭用蓄電池に関する相談件数は近年増加傾向にあります。2016年の相談件数は325件だったのに対し、2020年には1,214件にもなっており、約4倍にも急増しているのです。
このまま推移していくと、今後もトラブルが増え続けると予想されます。そのため、蓄電池の導入を検討している方は、勧誘トラブルに巻き込まれないよう対策しておくことが賢明です。
蓄電池の営業トラブルが増えている理由
蓄電池の営業トラブルが増えているのは、家庭用蓄電池の導入件数が増えているからだと予測できます。2013年の家庭用蓄電池の導入量は2,000MWh未満だったのに対し、2023年には8,000MWh近くまで増加しているのです。
家庭用蓄電池の導入件数が増えているのは、卒FITの家庭が増えたからである可能性が高いでしょう。卒FITとは、国が固定価格で余剰電力を買い取ってくれる「FIT制度」が満了した後の状態のことです。
FIT期間中の電気の買取価格は高いものの、卒FIT後は買取価格が大きく下がるため、自家消費に切り替える方が増加します。その結果、蓄電池の需要が高まり、導入数の増加に応じて営業トラブルも増えているのでしょう。
悪質な蓄電池の営業手口9選【体験談付き】
一口に営業トラブルがあると言っても、その手口はさまざまです。蓄電池の営業トラブルでは特に下記のような手口がよく見られるため、実際の体験談とともに紹介していきます。
契約するまで長時間居座られる
悪質な営業を行う蓄電池業者は、契約するまで強引に居座り続けることがあります。実際、国民生活センターには、下記のように契約するまで4時間も居座り続けられた事例が寄せられています。
事業者が「家庭用蓄電池を設置しないか」と訪問した。我が家は太陽光パネルを設置しており、翌年には固定価格買取制度の10年間の売電契約が終了する予定だ。事業者から「10年間の売電契約終了後は売電価格が下がるため家庭用蓄電池を設置したほうがよい」と言われた。事業者を家にあげると、「今なら工事費、設置費無料で、20年から30年はもつ。元は取れる」等と説明され、執拗な勧誘が4時間続き、契約しないと担当者に帰ってもらえないと思い契約してしまった。クレジット契約で約330万円と高額な契約であることが後になって心配になり、翌日クーリング・オフを申し出たが、事業者から「通知の送付は不要だ」等と言われ、本当に解約できたのか不安だ。(2021年1月受付 30歳代 女性)
出典:国民生活センター
長時間居座られると、根負けして契約してしまいたくなることもあるでしょう。しかし、悪質な業者と契約してしまうと、上記の事例のように高額請求をされることもあります。
そのため、業者に居座られても契約内容に納得していないなら契約はせず、断り続けることが重要です。
格安モニターやキャンペーンの勧誘をされる
格安モニターやキャンペーンを理由に、契約を迫る悪質な営業担当者もいます。実際、国民生活センターには次のような相談が寄せられているのです。
突然自宅を訪問した事業者から太陽光発電設備や家庭用蓄電池の勧誘を受けた。以前から太陽光発電に興味はあったものの、契約する際は複数社から見積もりをとってから検討しようと思っていたためすぐに契約するつもりはなかったが、後日改めて訪問した事業者から「安く契約できるのはあと2件」「クーリング・オフができる」等と説明され契約してしまった。よくよく考えると約330万円と高額すぎると感じ、クーリング・オフしたい。どうすればよいか。(2021年1月受付 30歳代 男性)
出典:国民生活センター
「あと数件しか格安価格で契約できない」と言われると気持ちが焦ることもありますが、本当に今しか格安価格にならないかは分かりません。また、相場を知らない場合は、提示されている見積もりが格安価格なのかも判別がつかないでしょう。
そのため、急かされたとしても一度持ち帰って価格帯を調べるなどし、その上で慎重に判断する必要があります。
家庭に合った提案をしてくれない
家庭に合った蓄電池の提案をしてくれないのも、悪質な蓄電池業者の特徴の一つです。そもそも蓄電池は製品によって容量や性能が異なり、家庭によって合うものが異なります。
そのため、発電状況や立地条件、譲れないポイントなどをヒアリングした上で最適な製品を提案してもらうのが一般的です。しかし、悪質業者は自身の利益を優先することから、顧客に合った製品ではなく自分が売りたいものを売ることが多いと言えます。
家庭の状況やライフプランなどを聞かずに無理な勧誘をする業者は悪質な可能性が高いため、契約はしないようにしましょう。
提案資料や見積書を渡してくれない
蓄電池業者は通常、契約のために見積もりや自社の説明資料などを用いて営業をします。しかし、なかには提案資料などを渡してくれない悪質業者もいるのです。
実際に、Xでも資料をもらえなかったと発信する人がいます。
今日キャッチで家庭用の蓄電池+太陽ソーラーの声かけられたけど資料だけはくれなかった。蓄電池興味ある。
出典:X
書類を渡さない業者は、虚偽情報を掲載しているなど、残しておくと不都合がある内容を載せている可能性が高いと言えます。騙されないようにするためにも、提案資料や見積書を渡してくれない業者とは契約しないようにしましょう。
施工実績に関する説明がない
見積もりや蓄電池に関する詳しい説明はあるものの、施工実績のアピールなどがない場合は、悪質業者の可能性があります。なぜなら、施工実績のアピールがないということは、そもそも実績がない場合があるからです。
実績がないということは、実態もない詐欺会社の可能性があります。また、単純に実績の数が少ないだけだったとしても、実績の少ない業者は施工不良や倒産リスクが高いため避けた方が無難です。
契約を結ぶ前に数百件単位の実績があるか調べ、安心して任せられる業者なのか確認しておきましょう。
保証やアフターフォローの説明がない
蓄電池の保証内容やアフターフォローの説明がない場合、悪質な業者の可能性があります。説明を避けるということは、契約させようとしている製品の保証期間が相場より短いなどの不都合がある可能性が高いからです。
保証期間が明らかに短い場合は、売れ残りの製品を低価格で仕入れて販売している可能性があります。とはいえ、在庫処理のために保証期間が短いものを低価格で売ること自体は悪質ではありません。
そのため「不都合な事実を隠す目的で保証やアフターフォローの説明をしない業者とは契約しない方が良い」と考えておきましょう。
名刺を渡さない
蓄電池の業者を名乗っているにも関わらず、訪問営業に来て名刺を出さないケースがあります。通常は信用を得るために名刺を渡すため、名刺を出さない場合は悪質な営業や詐欺などの可能性が高いと言えるでしょう。
実際に、Yahoo!知恵袋には下記の相談が寄せられており、不安に感じている人もいます。
蓄電池の訪問販売について
先日蓄電池の訪問販売の20後半〜30代の男性が
夜7時頃自宅に来ました。
名刺も出さず、会社を聞いても聞いたことのない名前、パンフレット欲しいとの要望を出しても、濁されました。
見積もりだけでも〜と家の図面を要求されました。図面は渡しませんでしたが、本当に蓄電池(悪徳業者)だったのか、もしかして強盗の下見?とも思い、不安になってしまったので質問させていただきました。
数名が分担して近所を回っていたようです。
蓄電池の販売ではなく、最近流行りの闇バイトの強盗などの可能性もあるのでしょうか?
出典:Yahoo!JAPAN知恵袋
名刺を出さないケースはもちろん、名刺を出していても不審な言動がある場合は、信用せず早めに話を切り上げましょう。
虚偽の説明を行う
蓄電池業者は専門性が高いイメージがあり、正しい情報を提供してくれると信じがちです。しかし、なかには虚偽の説明を行う悪質な業者もいます。
業者が虚偽の情報を伝えることを「不実告知」と言いますが、この不実告知で実際に行政処分を受けている業者も存在するのです。
実在する企業であったとしても不実告知を行うことがあるため、知っている業者だからといって安易に信頼しないことが重要です。
説明が不十分
必要な説明を十分に行わず、契約を行う悪質な業者もいます。実際に、国民生活センターには価格に関する説明を十分に行わない悪質な業者に対する相談が届いています。
10年前に太陽光パネルを設置した実家に当時の事業者が訪問し、母が家庭用蓄電池の勧誘を受けた。40年もち、30年目で元が取れる、災害時にも役立つとの説明を聞いて、契約したようだ。金額について母から150万円と聞いているが、ローンの契約書をみると合計金額が約250万円とあり、差額について明細が分からない、また、契約書では10年毎にメンテナンス費用が発生するとなっているが、母は事業者から説明されていないようだ。母は契約の内容を十分に理解しておらず、30年後の収支等も今の段階で予想はできないと思う。信用できない事業者なので解約させたい。(2020年12月受付 50歳代 女性)
出典:国民生活センター
業者だからといってすべて詳細に説明してくれるとは限らないため、慎重に契約書や見積書を読み合わせることが重要です。また、少しでも気になる箇所はしっかり質問しておきましょう。
質問しても明らかな回答を得られない場合は怪しい可能性が高いため、契約を控えるのがおすすめです。
悪質な蓄電池の営業への対策
実際に悪質な蓄電池の営業を受けた場合、下記のような対策を行うことでトラブルを未然に防ぐことができます。
なぜ上記の対策を打った方が良いのかや注意点を解説するので、ぜひ参考にしてください。
会社名などの情報を聞いて調べる
悪質な蓄電池の営業でトラブルに巻き込まれないためには、会社名や業者名などの情報を聞いておくことが重要です。
そもそも悪質な蓄電池業者は会社の実態がなかったり、実在していても口コミ評価が低かったりする可能性が高いと言えます。そのため、あらかじめ聞いておいた会社名や営業担当者名を検索し、怪しい情報がないか慎重にチェックしておきましょう。
なお「低評価がまったく見つからない業者=優良業者」とは限りません。本当は低評価の口コミがあったにも関わらず、削除対応している可能性があります。
低い評価の有無ではなく、低評価が多すぎないかや低評価の内容が許容範囲内かを確認しておきましょう。
蓄電池の基礎知識を知っておく
蓄電池の基礎知識を知っておくのも、悪質な営業に引っかからない対策として有効です。基礎知識を知っておけば、業者が虚偽の説明をしたり、法外な見積もりを提示したりしても違和感に気付けます。
基礎知識で知っておくと良いのは、相場やメリット・デメリット、どの程度の経済効果があって元は取れるのかなどです。蓄電池の基礎知識は下記の記事で説明しているため、ぜひ参考にしてください。
→「蓄電池とは」comingsoon
その場で契約しない
悪質な蓄電池営業に引っかからないために最も重要なのは、その場で契約しないことです。「今契約しないと格安にならない」と言われても、それが事実なのかやもっと安い業者がないのかはその場では分かりません。
そのため、どのような勧誘を受けてもその場で契約せず、会社情報や説明内容に虚偽がないかなどを確認しておくことが重要です。「今契約しなければもうお得に売れない」などと焦らせる発言をする業者は怪しいため、鵜呑みにせず冷静に対応しましょう。
断り文句を用意しておく
断るのが苦手だったり、断っても切り返されてうまく対応できなかったりする場合は、断り文句を用意しておくのもおすすめです。たとえば、下記のような言い方が考えられます。
- 何時間ここに居ていただいても今日は絶対に契約しません
- 複数の業者を比較してからでないと契約はしません
- 今契約しなければ安くならないのであれば、売っていただかなくて結構です
それでも断りづらい場合は「これから出かけるので折り返します」「また後日訪問してください」などと伝えるのが良いでしょう。自分が伝えやすい断り文句を考えておき、適切に対応してみてください。
複数社と比較する
悪質な蓄電池営業かもしれないと感じたら、他の業者にも見積もり依頼をするなどして、複数社を比較するのがおすすめです。複数社の提案を聞くことで相場感や大体の発電量などを把握でき、悪質かどうか判断できます。
相場から大きく外れた内容を提案されていた場合は怪しいため、納得できる理由がなければ検討対象から外しましょう。少なくても3社以上は比較することがおすすめです。
時間と手間はかかってしまいますが、のちのトラブルを防ぐためにも必ず行うことが賢明です。
信頼できる業者を調べておく
蓄電池業者のなかには顧客を騙す行為を行い、行政処分を受けている会社があることも事実です。そのような業者に引っかからないためには、信頼性の高い業者を知っておき、その中から業者を検討することが重要です。
ネットで自身の住んでいるエリアの蓄電池業者を調査してみましょう。「蓄電池業者 東京」というように検索すれば、エリア内で蓄電池を扱っている業者を知ることができます。
なお、次の記事では関東でおすすめの蓄電池業者を紹介しています。自身で業者を探すのが手間だと感じる方はぜひ参考にしてください。
蓄電池の悪質な営業でトラブルになった時の対処法
どれだけ対策していても、トラブルに巻き込まれてしまうことはあります。もし蓄電池の悪質な営業でトラブルになった場合は、下記の手段で対処しましょう。
状況によって適切な対処法が変わるため、詳しく説明していきます。
クーリングオフを行う
蓄電池の悪質な営業でトラブルになったら、クーリングオフを行いましょう。クーリングオフとは、契約後8日以内であればどのような理由でも契約を解除できる制度のことです。
詐欺行為をされた確信や証拠がない状態でも申し込めるため、契約して8日以内ならひとまずクーリングオフで対応しましょう。なお、明らかに不実告知を行ったことなどが証明できれば、クーリングオフの期間外でも契約を取り消すことができます。
そのため、契約から8日を過ぎているからといって諦めず、専門機関へ相談しましょう。
専門機関に相談する
契約を解消すべきか分からない場合は、国民生活センターなどの第三者機関に一度相談してみるのがおすすめです。国民生活センターなら、どのような対処法を取るのが良さそうかアドバイスしてくれます。
また、相談ではなく賠償金の請求などを行いたい場合は、弁護士に相談するのが良いでしょう。太陽光発電には複雑な知識が多いため、一人で解決するのではなく専門機関に相談することが重要です。
適切な対応を行うことで、トラブルを最小限に抑えることができるでしょう。
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項目 | 詳細 |
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会社名 | FCR株式会社 |
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まとめ
本記事では、蓄電池の悪質な営業の手口や実際の体験談、対策を紹介しました。蓄電池の営業には悪質なものがあり、長時間居座って契約を迫るなどさまざまな手口で行われています。
悪質な営業トラブルに巻き込まれないためにも、業者の手口や実際のトラブル事例を覚えておきましょう。また、蓄電池の基礎知識を学んでおいたり、その場で契約しないよう心掛けたりするだけでも悪質な営業対策になります。
この記事を参考に対策を講じて、後悔のない蓄電池の導入を目指しましょう。