【最新】蓄電池の価格をジャンル別に徹底比較!費用を抑える方法まで

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「蓄電池の価格相場はどのくらい?」

「どうすれば安く導入できるの?」

蓄電池を導入したいと思っていても、初期費用の相場が分からず、導入を迷っている方も多いでしょう。蓄電池は性能などによって相場が大きく変わるため、それぞれの相場を知っておかないと想定より高い費用がかかる場合があります。

予算内で蓄電池を購入するには、価格が変動する要素やそれぞれの相場感を知っておくことが重要です。

そこで本記事では、蓄電池の特徴ごとの相場を紹介します。さらに、蓄電池の価格推移や費用を抑えて購入する方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。

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目次

蓄電池の価格は年々下がっている

家庭用蓄電池では3〜5kWh以上の製品が導入されることが多く、大体の相場は50〜200万円です。近年、蓄電池の価格相場は、下降傾向にあります。

三菱総合研究所によると、そもそも2022年度は蓄電池本体やパワーコンディショナ代などを含め、総額11.7万円/kWhが相場でした。工事費を合わせると13.9万円/kWhです。

それが2023年度には総額11.1万円/kWhとなっており、工事費を合わせると12.1万円となりました。設備代のみだとそれほど大きな下げ幅ではありませんが、工事費を合算した金額は1kWhあたり2万円近く下がっています。

また、容量が増えれば増えるほど、さらに下げ幅が大きくなります。価格が下がっていることにより、年々蓄電池を購入しやすくなっていると言えるでしょう。

【容量別】家庭用蓄電池の価格

蓄電池は容量の大きさによって価格が異なり、一般的には1kWhあたりの工事費込みの価格相場は約15〜20万円です。5kWh〜16kWhの容量を購入するとなると、相場感は下記の通りになります。

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容量相場
5kWh75~100万円
7kWh105~140万円
10kWh150~200万円
16kWh240~320万円

蓄電池は容量が大きくなるほど経済効果が高まる可能性がありますが、その分導入費用は高くなります。また、高性能の製品を選ぶ場合は相場よりさらに価格が高くなると考えておきましょう。

【充電方式別】家庭用蓄電池の価格

家庭用蓄電池の充電方式には主に下記の2種類があり、それぞれ相場が異なります。

蓄電池の充電方式

いくらになるのかやどのような人におすすめかを紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

単機能型

単機能型とは、蓄電池専用のパワーコンディショナから蓄電池本体に電気を充電する方法です。単機能型は一般的な蓄電池の相場とあまり変わらないため、容量ごとの相場は下記とほぼ同等だと考えて良いでしょう。

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容量相場
5kWh75~100万円
7kWh105~140万円
10kWh150~200万円
16kWh240~320万円

単機能型は、ハイブリッド型より価格が安い充電方法となるため、費用を押さえたい人におすすめです。単機能型の蓄電池は下記のようなメーカーで販売されています。

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メーカー製品名
長州産業Smart PV Multi
ニチコンESS-U2M1/ESS-U2M2
京セラEnerezza

ハイブリッド型

ハイブリッド型とは、太陽光発電及び蓄電池に使えるパワーコンディショナから電気を充電する方法です。ハイブリッド型の価格相場は単機能型よりもやや高めで、本体価格では25〜100万円程度上がることもあります。

本体価格の上がり幅の中央値である70万円程度が単機能型の相場との差額だとすると、下記の価格が相場となります。

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容量相場
5kWh145~170万円
7kWh175~210万円
10kWh220~270万円
16kWh310~390万円

ハイブリッド型の価格が高くなる理由は、1つのパワーコンディショナで2つの設備を充電できるという性能の高さがあるからです。そのため、費用面よりも性能の高さを重視したい人には、ハイブリッド型の方がおすすめと言えます。

なお、ハイブリッド型の蓄電池は下記のようなメーカーで販売されています。

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メーカー製品名
長州産業Smart PV Multi
カナディアンソーラーEP Cube
SHARPJH-WB1621

【負荷型別】家庭用蓄電池の価格

家庭用蓄電池の価格は、停電時の対応タイプによっても異なります。下記の負荷型別の相場や、どちらが安価なのかを見ていきましょう。

蓄電池の負荷型

特定負荷型

特定負荷型とは、停電時に特定の部屋や電化製品にのみ電気を供給するタイプの蓄電池です。安くて70万前後が相場のため、下記のように一般的な相場と同程度の価格になると言えます。

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容量相場
5kWh75~100万円
7kWh105~140万円
10kWh150~200万円
16kWh240~320万円

全負荷型よりも安価なため、できるだけ費用を押さえたい人には特定負荷型がおすすめです。なお、特定負荷型の蓄電池は下記のようなメーカーで販売されています。

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メーカー製品名
SHARPJH-WB1621
オムロンKPBP-A-SET-HYB65-NS
長州産業Smart PV Multi

全負荷型

全負荷型とは、停電時にすべての部屋や電化製品に電気を供給するタイプの蓄電池です。特定負荷型よりも高性能なため、価格は高くなります。

大体60〜100万円ほど高くなると考えておくと良いでしょう。おおよその相場は下記の通りです。

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容量相場
5kWh155~180万円
7kWh185~220万円
10kWh230~280万円
16kWh320~400万円

相場は特定負荷型より大きく上がるものの、停電時の安心感は増えます。そのため、価格の高さよりも安心感や停電時の動きやすさを重視したい人には、全負荷型がおすすめです。

なお、全負荷型の蓄電池は下記のようなメーカーで販売されています。

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メーカー製品名
ニチコンESS-U4X1
オムロンKPBP-A-SET-HYB65-TS
長州産業Smart PV Multi

【販売方法別】家庭用蓄電池の価格

家庭用蓄電池には、大きく分けて下記の3つの販売元があります。販売元によっても導入費用の高さが変わってくるため、それぞれの特徴を踏まえながら費用面を抑えた購入方法も知りましょう。

蓄電池の販売方法

訪問販売

訪問販売は、自宅などに直接訪問して商品の取引を行う販売方法です。訪問販売で蓄電池を購入すると、やや相場より高い費用が掛かる傾向にあります。

なぜなら、一人以上の営業マンが一つの家庭に対して営業活動をするため、他の販売方法と比較して高い人件費がかかるからです。また、訪問販売の業者のなかには悪徳業者も存在し、契約してしまうと法外な金額を請求されることもあります。

そのため、価格を抑えつつトラブルなく導入したいなら、訪問営業からの購入は避けた方が無難と言えるでしょう。

専門業者

専門業者とは、蓄電池の販売や、蓄電池を含めた省エネ設備を専門に取り扱う業者のことです。専門業者のため知識や実績が豊富で、取り扱うメーカーも幅広いことがほとんどです。

なお、専門業者から購入する場合は、業者によって相場が異なります。たとえば、広告費や人件費を抑えて運用しており、自社施工を行っている業者は価格が安くなりやすいでしょう。

反対に、広告費や人件費を抑えておらず施工も外注している場合は、諸費用が多く掛かり価格が高くなりがちです。そのため、専門的な知識を持つ業者に安心して安く依頼したいなら、自社施工を行っている業者などを中心に探してみてください。

工務店

新築住宅を建てる時に蓄電池を導入する場合は、建築を依頼した工務店から購入することも可能です。工務店から購入する場合は、比較的安価になる傾向にあります。

なぜなら、新築工事と同時に設置工事ができ、セット割引が適用されることがあるからです。ただし、選べる製品が比較的限られることがあるため、メーカーにこだわりがある人は他の手段を選んだ方が良いでしょう。

【人気メーカー別】家庭用蓄電池の価格

家庭用蓄電池は、メーカーによっても販売価格が大きく異なります。今回は、人気メーカーである長州産業・カナディアンソーラー・京セラ・オムロンの製品価格を比較してみましょう。

とはいえ、セット売りかどうかや性能の違いなどがあり単純比較はできないため、一つの参考にしてみてください。

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メーカー製品名価格容量備考
長州産業CB-P65M05A2,963,400円6.5kWhハイブリッド
長州産業CB-P98M05A3,602,500円9.8kWhハイブリッド
長州産業CB-P164M05A6,067,600円16.4kWhハイブリッド
カナディアンソーラーEP Cube HES-JP1-606G2,440,900円6.6kWh
カナディアンソーラーEP Cube HES-JP1-610G2,940,300円9.9kWh
カナディアンソーラーEP Cube HES-JP1-613G3,439,700円13.3kWh
京セラEGS-MC05503,421,000円5.5kWh
京セラEGS-MC11005,621,000円11.0kWh
京セラEGS-MC16507,821,000円16.5kWh
オムロンKPBP-A-SET-3AC65-N※機器セット2,660,000円6.5kWh単機能
オムロンKPBP-A-SET-3HYB65-N※機器セット3,280,000円6.5kWhハイブリッド・特定負荷
オムロンKPBP-A-SET-3HYB65-T※機器セット4,110,000円6.5kWhハイブリッド・全負荷
ニチコンES-T3M11,700,000円7.4kWh

上記のように、メーカーによって大きく価格が異なり、同じメーカーの製品でも条件で費用が変わります。希望のメーカーがある場合は、予算内に収まっているかどうか予め確認しておいた方が良いでしょう。

また、すでに希望のメーカーや予算が決まっている場合は、業者に伝えてベストな製品がないか相談してみるのもおすすめです。

太陽光発電と蓄電池を導入する場合の価格

太陽光発電と蓄電池をセットで導入する場合、価格相場は工事費込みで200〜300万円程度です。たとえば、4.5kWの太陽光パネルと10kWhの蓄電池を導入する場合は、総額300万円近くになります。

太陽光パネルの相場は25.5万円/kWになるため、購入予定の製品の容量に当てはめて、相場価格を算出しましょう。ただし、太陽光発電も性能などによって価格が変動します。

そのため、費用を抑えたいなら余分な機能を省いた製品を選ぶなどの工夫が必要です。

蓄電池を後付けする場合の価格

すでに太陽光発電が導入されている家庭に蓄電池を後付けする場合でも、本体価格やパワーコンディショナ代の相場は変わりません。そのため、下記のように一般的な容量ごとの相場とほとんど同じだと考えて良いでしょう。

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容量相場
5kWh75~100万円
7kWh105~140万円
10kWh150~200万円
16kWh240~320万円

ただし、ハイブリッド型を後付けする場合は、すでに設置されている太陽光発電用のパワーコンディショナの撤去が必要です。この際、撤去費用や廃棄費用が加算されることになるため、その点には注意しましょう。

撤去費用と廃棄費用は併せて10〜50万円程度です。次の記事では蓄電池を後付けする際の手順やメリット・デメリットを紹介しているので、あわせて参考にしてください。

蓄電池の価格は回収できる?

蓄電池の価格は、回収できる場合とできない場合があります。蓄電池単体で導入するか他の設備と併用するかで大きく変わるため、それぞれの回収速度は下記の表を参考にしてください。

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設置状況費用の回収にかかる年数
蓄電池単体で導入した場合56年程度
オール電化住宅に蓄電池を導入した場合10~12年程度
太陽光発電と蓄電池を併用した場合(自給率60%)14年程度
太陽光発電・オール電化・蓄電池を併用した場合(自給率60%)5~6年程度

蓄電池の初期費用を早期回収したいなら、太陽光発電などの設備と併用するのがおすすめです。

蓄電池の価格を抑える方法

蓄電池の価格をできるだけ抑えて購入したいなら、下記の4つの方法が効果的です。

それぞれどのようなメリットがあるのか、具体的に解説していきます。

補助金を活用する

蓄電池の価格を抑えたいなら、補助金の活用がおすすめです。国や県、市区町村によって蓄電池単体の補助金制度があり、これを利用すれば蓄電池1台につき平均5万円程度の費用削減につながります。

また、太陽光発電と同時に設置した場合は補助金を併用できるため、導入費用のほとんどを補助金で賄うことも可能です。たとえば、トベシンエナジーの事例では、下記のように300万円以上もの補助金の受給に成功しています。

トベシンエナジーの事例
  • 5kWの太陽光パネル:600,000円の補助金を受給
  • 16.4kWhの蓄電池:2,460,000円の補助金を受給
  • 計:3,060,000円の受給に成功

このようにうまくいけば大幅に費用を削減できるため、安くしたい人は積極的に補助金制度を利用しましょう。なお、下記の記事では蓄電池や太陽光発電の補助金を一覧で紹介しています。気になる方は必見です。

価格が下がるのを待つ

蓄電池の価格を抑えるには、蓄電池の費用相場が下がるのを待つのも一つの方法です。記事冒頭で説明した通り、直近では蓄電池の導入費用が下降傾向にあります。

このまま価格が下がり続けると仮定するなら、さらに安くなるのを待ってから購入するのも一案でしょう。ただし、物価の高騰などで突然費用が上がってしまう可能性もあります。

確実に安く買いたいなら、価格が下がっている今の内に買っておくのがおすすめです。また、補助金制度の内容も毎年度変わるため、良い製品や補助制度がないかを確認してから購入のタイミングを決めましょう。

太陽光発電と同時に導入する

太陽光発電と蓄電池を同時に導入するのも、蓄電池の価格を抑える方法の一つです。太陽光発電と蓄電池をセットで導入すると、業者によってはセット割引を適用してもらえる場合があります。

また、2設備分の補助金も併用できれば、大幅なコストカットにつながるはずです。さらに、初期費用だけでなく導入後の経済効果も大きくなることから、長期的に見てもセットでの導入がおすすめと言えます。

とはいえ、太陽光発電にもメリットとデメリットがあるため、下記の記事を読んでから導入を検討しましょう。

工事費が安い業者を選ぶ

蓄電池の価格を抑えたいなら、工事費が安い業者を選ぶのがおすすめです。業者によって導入費用が変わり、施工を外注している業者などは比較的費用が高くなりがちです。

そのため、できるだけ自社施工を行っている業者を選び、工事費を抑えましょう。ただし、自社施工している業者同士でも、人件費や広告費の問題で費用が高くなる場合があります。

自社施工の業者の中でも安い業者を選びたいなら、複数社で相見積もりを取り、比較するのがおすすめです。ただし、見積もりに必要経費を入れずに算出して後から高額請求を行う業者もいるため、内訳までしっかり確認しておきましょう。

蓄電池の価格を抑えたいならトベシンエナジーへ!

トベシンエナジー
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項目詳細
会社名FCR株式会社
本社住所〒145-0064 東京都大田区上池台5丁目38-1
対応エリア東京・千葉・埼玉・神奈川・茨城
提供サービス太陽光、蓄電池、リフォーム
公式サイトURLhttps://tobeshin-energy.com/

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Googleの口コミ評価は★4.7と高く、様々なお客様から厚い信頼を寄せていただいています。関東圏内で太陽光発電や蓄電池の設置をご検討中なら、ぜひトベシンエナジーにおまかせください。

まとめ

蓄電池の価格は、製品の容量・充電方式・負荷型・販売元・メーカーなどによって大きく変わります。そのため、希望条件で蓄電池を購入すると予算を超える場合は、妥協点を探りながら費用を抑えていきましょう。

また、補助金などを活用すれば希望条件を満たした上で費用を抑えることも可能なので、試せる方法はすべて試してみることが賢明です。この記事を参考に、ご自身の希望に合った価格で蓄電池を導入してみてください。

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