「太陽光パネルってよく聞くけど、そもそもどんなものなの?」
「太陽光パネルを導入するメリットは何?」
太陽光パネルの定義や仕組み、メリット・デメリットについて、分からない点がある方は多いでしょう。太陽光パネルは、太陽電池を用いて発電する設備のことです。
うまく活用することで発電効率を上げたり、室内で快適に過ごすためのきっかけとなったりします。ただし、費用面でのデメリットがあったり、種類によって安全性や特徴が異なるため、事前に知識を身に付けておくことが重要です。
知識がないまま導入すると、想定よりも生活費を圧迫してしまうかもしれません。また、希望条件と異なる製品を購入してしまう可能性もあります。
そこで本記事では、太陽光パネルとは何かや、太陽光発電やソーラーパネルとの違い、仕組みなどを紹介します。メリットやデメリットも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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太陽光パネルとは?

太陽光パネルとは、いくつもの太陽電池を直列につなげ、パネル化した製品のことです。太陽光パネルに太陽光が射すことで、発電することができます。
また、太陽光パネルは別名「太陽電池モジュール」や「ソーラーパネル」とも呼ばれ、住宅用だけでなく産業用のものもあります。住宅用の太陽光パネルの場合、一般的には家の屋根に設置されることが多いと言えるでしょう。
さらに、太陽光パネルとよく似た言葉として「太陽光発電」がありますが、太陽光パネルと太陽光発電は厳密に言うと構成要素が異なります。
- 太陽光パネル:太陽電池をパネル化したもの
- 太陽光発電:太陽光パネルを含め、パワーコンディショナや分電盤など、太陽光から発電する際に必要となる機器の総称
つまり、太陽光パネルは太陽光発電の一部ということです。太陽光パネルを正しく理解するにあたって、まずはこの太陽光発電との違いをしっかり理解しておきましょう。
住宅用と産業用の太陽光パネルの違い
住宅用と産業用の太陽光パネルには、下記の通り、大きく分けて4点の違いがあります。
住宅用太陽光パネルの特徴 | 産業用太陽光パネルの特徴 |
---|---|
・出力が10kWに満たない発電量が見込まれる (住宅用として太陽光パネルを導入したとしても、10Kw以上の発電量の場合は産業用扱いとなることがある) ・国や県、市区町村が実施している個人向けの補助金が豊富にあり、利用できる ・電力の固定買取期間は10年間となる ・利用用途は、自家消費と余剰電力の販売 | ・出力が20kW以上の発電量が見込まれる ・個人向けの補助金ほど豊富ではないが、国や県、市区町村が実施している事業者など向けの補助金を利用できる ・電力の固定買取期間は20年間となる ・太陽光パネルで発電したすべての電力が、原則売電対象となる |
住宅用の方が補助金制度は充実しており、産業用の方が固定買取期間が長いのが特徴です。また、それぞれ利用用途が異なります。
売電収入のみを受け取る目的で太陽光パネルを導入するのか、基本的には自家消費を目的としているのか、最初に決めてから導入しましょう。
太陽光パネルとソーラーパネルの違い
「太陽光パネル」と「ソーラーパネル」は、呼び方が違うだけで意味は同じです。どちらも、太陽電池を並べて作られたもので、太陽光発電を行うために導入されます。
ほかにも「太陽電池モジュール」や「太陽電池板」などの呼び方がありますが、これらもすべて「太陽光パネル」や「ソーラーパネル」と同じものです。製品の違いはないので、太陽光発電を行う目的で製品を選ぶ際には、どの呼び方の製品を選んでも問題ありません。
太陽光パネルが発電する時の仕組み
太陽光パネルは、太陽光が当たることで発電する設備です。ただし、厳密に言うと太陽光を受けるだけで発電するのではありません。
太陽光を受けた後にパネル内でプラス極とマイナス極ができ、それぞれの電子がマイナス極からプラス極へ動くことで電気が生まれるのです。このように、発電するまでにいくつかの段階があります。
下記の記事では、太陽光パネルが発電する仕組みを詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
太陽光パネルの発電量
太陽光パネルの発電量は、太陽電池を30度傾けて真南向けに設置した場合、1kWあたりの年間発電量が約1,000kWhです(太陽光発電協会の「よくあるご質問」による)。1,000kWhは、一般家庭の平均的な年間電力消費量の80%程度を賄える計算です。
つまり、同じ条件で太陽光発電を導入すれば、1年間で使う電気代のほとんどを節約できるということです。ただし、太陽光発電の発電量は、どの程度効率良く発電できる製品を選ぶかによって大きく異なります。
そのため、できるだけたくさん発電したい場合は、発電効率が高い製品を購入するのがおすすめです。
太陽光パネルの費用相場
太陽光パネルの費用相場は、40万円〜70万円程度と言われています。パワーコンディショナなど、太陽光発電に必要な他の機器にかかる費用と合わせると、合計で80〜150万円程度が目安です。
相場の幅が広いのは、設置する太陽光発電のメーカーや容量によって価格が異なるためです。ご自身の場合、どの程度の費用相場になるかをより現実的に知りたい場合は、複数の業者に見積もり依頼を行いましょう。
なお、さらに詳しく太陽光発電の設置費用の相場や内訳を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
できるだけ導入費用を抑えたいなら、太陽光発電に関する補助金を受給するのがおすすめです。太陽光発電の補助金が気になる方は、下記の記事で具体的な要件やポイントを理解しておきましょう。
また、メーカーごとの費用や、コスパの良いメーカーを知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。下記の記事では、おすすめの太陽光パネルのメーカーを特徴別に紹介しています。
太陽光パネルの種類
太陽光パネルの種類は、大きく分けて下記の3つです。
それぞれの特徴や、現段階でどの程度普及しているか解説していきます。
シリコン系
シリコン系とは、シリコンを使用した太陽光パネルのことです。シリコン系には、結晶シリコン、アモルファスシリコン、ヘテロ接合の3種類があります。
また、結晶シリコンは、単結晶タイプと多結晶タイプに分かれます。単結晶タイプは、住宅用としても産業用としても特に普及しているものです。
単結晶タイプのシリコンは発電効率が高く、長寿命なのが特徴ですが、コストが高めというデメリットがあります。一方で多結晶タイプは比較的安く購入できますが、単結晶タイプよりも発電効率が若干下がる特徴があります。
化合物系
インジウムや銅、アルミニウムなどの化合物を用いた太陽光パネルのことを、化合物系と言います。化合物系の中には、シリコンは含まれていません。
化合物系は、コスパが良く、経年劣化が少ないのがメリットです。一方で、配合される化合物によっては安全性に欠けるものもあり、日本では普及していない素材もあります。
安全性を重視したい方は、現段階では化合物系ではない太陽光パネルを選ぶのが無難でしょう。
有機系
有機系とは、有機物を利用した太陽光パネルの種類のことです。シリコン系などと比べて必要な手間や要素が少ないため、コスパ良く製造できるというメリットがあります。
さらに、太陽光パネルを着色したり、曲げたりすることができる優れものです。ただし、現段階ではまだ実用化されていません。気になる方は、今後の動向に注目しましょう。
太陽光パネルを導入するメリット・デメリット
太陽光パネルを導入すると、環境に優しいなどのメリットがありますが、他にも様々なメリット・デメリットがあります。ここでは、太陽光パネルを導入するメリットとデメリットを詳しく解説します。
また、下記の記事では太陽光発電自体のメリット・デメリットを紹介しているので、あわせてご覧ください。
太陽光パネルを導入するメリット
太陽光パネルを導入すると、下記のようなメリットを得られる可能性があります。
- 効率的に発電できる
- 断熱効果が期待できる
- 土地を有効活用できる
- 環境に優しい
太陽光パネルを屋根に設置することで、効率的に太陽光を集めることができます。また、太陽光パネルが屋根に設置すれば断熱効果が期待でき、とくに夏場は室温の上昇をある程度抑えられるのです。
さらに、太陽光という自然エネルギーで発電できるため、環境に優しいのも嬉しいポイントでしょう。自然を守りながら効率良く発電したい方や、より過ごしやすい家にしたい方におすすめしたい設備です。
太陽光パネルを導入するデメリット
太陽光パネルを導入すると、下記のようなデメリットが発生する可能性があります。
- 設置費用が高い
- メンテナンスの手間と費用がかかる
- 安定的な発電が難しい
- 反射光でトラブルになる
- 屋根のメンテナンスも必要
太陽光パネルは天候や時間帯によって発電できなかったり、発電効率が落ちることがあります。また、太陽光パネルの反射光でご近所トラブルが発生することもあるのです。
さらに、太陽光パネルの重みで屋根に負荷がかかるため、屋根のメンテナンスも定期的に必要になります。なかでも、とくに気になるのが費用面でしょう。
ご自身の家に太陽光パネルを設置した場合、本当に元が取れるのかや、どの程度の期間で費用を回収できるかなど、気になる部分は必ず導入前に確認が必要です。
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項目 | 詳細 |
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会社名 | FCR株式会社 |
本社住所 | 東京都大田区田園調布3丁目41番2号 |
対応エリア | 東京・千葉・埼玉・神奈川・茨城 |
提供サービス | 太陽光、蓄電池、リフォーム |
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まとめ
太陽光パネルは、太陽電池を直列につなげてパネル化したものです。導入すると効率よく発電できたり、環境に優しい発電ができたりするメリットがあります。
一方で、費用が高かったり、種類によってはまだ安全性が不確かなものがあるのも事実です。そのため、基本的な知識を得た上で慎重に検討することが賢明です。
まずは太陽光パネルのメリットやデメリット、仕組みなどについてよく理解し、不明点があれば業者へ相談しましょう。しっかりと不明点や不安点を解消してから、後悔のない導入を目指すことが大切です。
この記事を参考に、太陽光パネルの基礎知識や、ご自身にぴったりの製品を見つけてみてください。