「太陽光パネルはどのメーカーがおすすめなの?」
「どうやってメーカー選びを行えば後悔しないの?」
上記のように、太陽光パネルのメーカー選びに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。太陽光パネルを選ぶ際には、事前に製品についてある程度調査したうえで決めることが重要です。
なぜなら、変換効率が低いものを選んでしまったり、保証内容が不十分でトラブルに巻き込まれたりすることがあるためです。後悔しないためには、希望の条件別におすすめのメーカーを知っておくことや、選び方を確認しておくことが重要です。
そこで本記事では、太陽光パネルのメーカーの選び方やおすすめのメーカーを紹介します。メーカー選びにおける注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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太陽光パネルのメーカー選びではどこを見るべき?
太陽光パネルのメーカーは、特に下記の4つのポイントを重視して選ぶのがおすすめです。
上記のポイントを重視すべき理由を具体的に解説するので、確認していきましょう。
変換効率
発電量が多い太陽光パネルを設置したいなら、変換効率を参考にしましょう。変換効率とは、太陽光をどの程度効率的に電気に変換できるかを数値化したものです。
変換効率の数値が高いほど、効率良く発電できる太陽光パネルだと言えます。変換効率は20%前後が一般的です。22%を超えていれば、効率が良いと判断して良いでしょう。
これらの数値を基準に「変換効率が高い太陽光パネルと言えるか」を検討してみてください。なお、変換効率は、太陽光パネルのカタログに記載があります。
耐久性と保証期間
太陽光パネルのメーカー選びでは、耐久性と保証期間を見ることが大切です。
太陽光パネルは屋根に設置するため、風や積雪、日射しの影響を受けやすいと言えます。そのため、耐久性が高い太陽光パネルを取り入れて天候によるトラブルを回避し、太陽光パネルを長持ちさせることが大切です。
太陽光パネルを長持ちさせることができれば、高額な購入費用の元も早く取れます。耐久性の高さを確認したい場合は、製品カタログを見てみてください。
もし製品カタログに明確な記載がない場合は、保証期間が長いメーカーを選ぶのも一つの手段です。保証期間が長ければ、何かトラブルがあった際に無料か低価格で修理できるため、耐久性の高さが不明でも長持ちさせやすいでしょう。
kWあたりのコスパ
いくつかのメーカーで悩んだ場合は、kWあたりの単価が安いところを選ぶのもおすすめです。これは、kWあたりの単価が安いほど費用の元が取れるまでの期間が短くなり、早く回収できるためです。
ただし、単価だけで選ぶのは危険なので気を付ける必要があります。なぜなら、単価が低い代わりに変換効率が悪く、発電力が少ない可能性があるためです。
単なるkW単価の低さではなく、性能と比較した時のコスパで判断することが賢明です。
サイズ
太陽光パネルのメーカー選びを行う際には、製品のサイズもしっかり確認しましょう。
屋根の形状は様々で、メーカーごとに太陽光パネル1枚ごとのサイズも多種多様です。屋根に合わないパネルを選ぶと、発電効率が悪くなってしまったり、設置費用が高くなってしまったりする可能性があります。
そのため、屋根の形状と合うサイズの太陽光パネルを選ぶことが重要です。家の屋根に合う太陽光パネルがあるかどうか分からない場合は、希望に合いそうな製品を販売しているメーカーに問い合わせると良いでしょう。
変換効率が高い太陽光パネルメーカー
ここからは、各項目ごとにおすすめの太陽光パネルメーカーを紹介します。
まずは、変換効率が高い太陽光パネルメーカーです。太陽光パネルの性能の中でも特に効率の高い発電力を求めている場合は、下記のメーカーを検討してみましょう。
カナディアンソーラー
カナディアンソーラーには、変換効率が最高で23.0%のシリーズがあり、業界内でもかなり高水準を維持していると言われています。その他にも22.5%のシリーズもあります。22.5%を超える変換効率を持つ製品は下記の通りです。
型番 | 変換効率 | 最大出力 |
---|---|---|
CS6.1-54TD-460 | 23.0% | 470W |
CS6.2-48TM-455 | 23.0% | 460W |
CS6.1-54TD-460B | 22.5% | 460W |
CS6.2-36TM-335 | 22.5% | 340W |
変換効率が22.5%でも十分高水準なため、上記の製品の中から最もご自身の希望に合うものを選ぶのもおすすめです。変換効率が高いだけでなく、積雪や風、日射しに強く、様々な地域で安心して取り付けられる耐久性も兼ね備えています。
さらに、カナディアンソーラーは国内シェアも広げています。多数の販売店が取り扱うようになってきており、この点からも信頼できるメーカーだと分かるでしょう。
価格相場も1kWあたり22万円程度と安価で、全体的なバランスが良いメーカーとなっています。
エクソル
エクソルには、変換効率が22.8%の太陽光パネルがあります。カナディアンソーラーとの違いは0.2%で、かなり高水準をキープしていると言えるでしょう。変換効率が22.8%の製品は、下記の通りです。
型番 | 変換効率 | 最大出力 |
---|---|---|
XLN108 – 445X | 22.8% | 445W |
上記の製品の変換効率が高い理由は、ハーフカットセルを取り入れているためです。変換効率だけでなく、経年劣化率が低いことも魅力の一つです。
一般的に、年月を重ねるごとに出力は低下します。しかし「XLN108 – 445X」の出力低下率は非常に緩やかで、導入1年目の低下率が99%なのに対し、30年目でも87.4%と高水準です。
変換効率が高いこと、経年劣化率が低いことから、経済的にも嬉しい効果を期待できるメーカーと言えるでしょう。また、30年間の出力保証がある点も安心です。
マキシオン
マキシオンの太陽光パネルの最大変換効率は、22.6%です。カナディアンソーラーやエクソルほどの効率の高さとは言えませんが、それでも業界内ではトップクラスの変換効率の高さだと言えます。
変換効率が22.6%の太陽光パネルは、下記の製品です。
型番 | 変換効率 | 最大出力 |
---|---|---|
SPR-MAX3-400 | 22.6% | 400W |
この変換効率の高さは、セルテクノロジーによって実現しています。また、変換効率が高いだけでなく、耐久性や衝撃耐性が高いのも特徴です。他社の太陽光パネルよりも壊れにくく、長持ちしやすい作りだと言えるでしょう。
さらに、40年後も高い水準の発電量を維持できるよう設計されているため、業界内でもトップクラスの長さを誇る40年出力保証が受けられます。変換効率が高く、長く使える太陽光パネルを希望しているなら、マキシオンの製品がおすすめです。
保証期間が長い・内容が充実している太陽光パネルメーカー
特に保証期間の長さや保証内容の充実度を重視しているなら、下記のメーカーがおすすめです。
それぞれどのような保証内容があるのかや、保証期間の長さを見ていきましょう。
長州産業
長州産業は、システム保証や出力保証、自然災害補償に加え、施工保証や電力モニターの保証が付いています。かなり充実した保証内容で、保証期間もバランス良く長いことが特徴です。
システム保証・出力保証・自然災害補償は、下記の期間保証されます。
内容 | 保証期間 |
---|---|
システム保証 | 15年 |
出力保証 | 25年 |
自然災害補償 | 15年 |
施工保証は15年間、電力モニターは1年間保証してもらうことが可能です。さらに、すべての保証が無料で、自然災害補償や施工保証は長州産業が負担してくれるため、購入者への費用負担が一切ありません。
無料で充実した保証を受けたい人にぴったりのメーカーと言えるでしょう。
シャープ
シャープでは、「まるごと15年保証」というサービスを行っています。この「まるごと15年保証」に加入していれば、下記の期間で保証を受けることが可能です。
内容 | 保証期間 |
---|---|
システム保証 | 15年 |
出力保証 | 20年 |
自然災害補償 | 10年 |
「まるごと15年保証」には修理費用も含まれるため、太陽光発電に関するトラブルが発生してもお金を気にせずに修理を依頼できます。さらに、経年劣化で基板を交換する際などに交換費用が安くなるのも嬉しいポイント。
保証期間中であれば、何度でも適用可能です。集合住宅の場合でも「まるごと15年保証」は適用可能で、保証の範囲が幅広く、充実していると言えるでしょう。
京セラ
京セラには、無料で加入できる標準保証と、システム保証期間と自然災害保証期間が延びる有料の「トリプル保証」があります。それぞれ保証期間は異なり、下記の通りです。
内容 | 保証期間(無料) | 保証期間(有料) |
---|---|---|
システム保証 | 10年 | 15年 |
出力保証 | 20年 | 20年 |
自然災害補償 | 10年 | 15年 |
保証内容も異なり、トリプル保証の場合は保証期間中に何度修理依頼しても適用可能なのが嬉しいポイントです。トリプル保証の自然災害補償は、火事、落雷、台風、洪水、ひょう災、飛来物の被害が対象となります。
トリプル保証は有料ではあるものの、保証されている範囲が幅広く期間も長いため、お金を掛けてでも保証期間を重視したい方におすすめです。
kWあたりのコスパが良い太陽光パネルメーカー
太陽光パネル自体の性能と価格を比較した時にコスパが良いメーカーを探したいなら、下記のメーカーがおすすめです。
それぞれどの程度の価格で、どのような観点からコスパが良いと言えるのかご紹介します。
ネクストエナジー
ネクストエナジーのNER120M340J-MBモデルは、kW単価が最低21.3万円~となっています。kW単価が20万円後半から30万円台まで幅広くある中、かなり低価格で販売していると言えます。
海外のメーカーなら安く購入しやすい側面もありますが、国内メーカーでこの安さはめずらしいでしょう。「海外のメーカーには少し不安があるため、国内メーカーでできるだけ価格を抑えたものを購入したい」という人にはぴったりです。
また、kW単価が低いからといって、性能や保証内容が他社に劣るわけではありません。変換効率は20.2%で最大出力は340W、ハーフカットセル・PERCモジュールなどを採用しており、高水準・高性能となっています。
さらに、リニア出力保証は25年、製品保証は12年というしっかりとした保証内容で、他社製品に引けを取りません。ネクストエナジーこそ、コスパが良いメーカーと言えるでしょう。
ソーラーフロンティア
ソーラーフロンティアのSFK185-Sモデルは、kW単価の相場が最低25.2万円~です。変換効率は15.1%と少し抑えめではあるものの、銅やインジウムなどを含んだCIS太陽電池を採用しているため、発電量が多いと言えます。
つまり、発電効率は落ちにくいでしょう。また、太陽光発電は一般的にシリコン型が主流なのに対し、ソーラーフロンティアはCIS型を採用しており、トップレベルのシェアを誇っています。
そのため、太陽光パネルの型にこだわりがなく、発電量を確保しつつもコスパを重視したい方におすすめです。
トリナソーラー
太陽電池モジュールの出荷累計が世界シェア10%以上を占める、トリナソーラー。そんなトリナソーラーの1kW単価相場は、24万円前後だと言われています。
多結晶パネルを採用しているため、価格が安いにも関わらず、変換効率等を高い水準で保つことが可能です。また、海外のメーカーではあるものの、太陽光パネルの周辺機器には日本のメーカーを取り入れています。
そのため、海外メーカーに抵抗がある人でも、比較的安心して使えるメーカーだと言えるでしょう。
国内シェア率が高い太陽光パネルメーカー
国内シェア率が高い太陽光パネルメーカーなら、海外製品を信用しにくい方でも安心です。昨今では、主に下記の2つのメーカーの国内シェア率がダントツで高いと言えるでしょう。
それぞれのシェア率や特徴について、具体的に解説していきます。
ハンファジャパン
ハンファジャパンは、「月間スマートハウスNo.108 2024」調べによると、新築シェアNo.1を誇っています。かなり人気の太陽光パネルメーカーで、国内の中でもトップクラスのシェア率です。
住宅用太陽光パネルの販売棟数は18万棟と、かなり豊富。変換効率も高く、特にRe.RISEシリーズの変換効率は22.5%と高水準です。
狭小な屋根や複雑な構造の屋根でも柔軟に対応可能で、蓄電池やV2Hを後付けできます。日本に特化した技術があるからこそ、設置する家を選びません。この実績の豊富さと性能の高さが、様々な人から選ばれる理由です。
長州産業
無料で充実した保証を受けられる長州産業は、実は国内でトップクラスのシェア率を誇るメーカーです。2024年時点の国内シェア率は57.4%を誇り、2023年比+ 10.2%と好調に伸びています。
長州産業に続く国内シェア第2位のメーカーは、2024年のシェア率11.1%。長州産業は2位のメーカーと約40%もシェア率を引き離して、圧倒的なシェア率を獲得しているのです。
今日本国内で一番伸びているメーカーだと言えるでしょう。国内シェアが高い人気メーカーを設置したい方は、長州産業がおすすめです。
太陽光パネルを選ぶ時の注意点
太陽光パネルを選ぶ時は、下記2点にも注意しましょう。
特に悪質業者に騙されると様々な不利益を被る可能性が高いため、太陽光パネルの営業が来た時は、慎重に検討してください。
外国製だからといって性能が低いと決めつけない
太陽光パネルのメーカーを選ぶ時は、外国製だからといって「性能が低い」「信頼できない」と決めつけないようにしましょう。日本製の方が高品質で安心できるという認識の方もいますが、太陽光パネルにおいては外国製のものにも高品質な製品が多くあります。
例えば、中国製の太陽光パネルは、価格が安い上に変換効率が高いものも多く、とてもコスパが良いと言えます。そのため、製造国で絞るのではなく、製品の性能の高さをしっかりと比較して選ぶようにしましょう。
悪質業者に騙されないようにする
太陽光パネルを選ぶ時は、悪質業者に騙されないよう、十分に注意が必要です。例えば、悪質業者には下記のような特徴があります。
- 無理な押し売りをしてくる
- 安すぎる価格を伝えてくる
- 見積もり価格の内訳を教えてくれない
押し売りをされた際は、ひるまずに一度持ち帰って検討して決めることを伝えましょう。また「工事費無料」といった魅力的なキャンペーンを打っている場合も注意が必要です。
工事費以外の費用がかさ増しされ、最終的に高額な請求をされる可能性も考えられます。業者と会話する時は十分に注意して、業者の情報をしっかり調査した上で検討してください。
太陽光パネルのメーカー選びが終わったら
太陽光パネルのメーカー選びが終わったら、太陽光発電業者を選んでいきます。メーカーと同じくらい、業者選びは重要です。業者選びのコツや人気の業者を予め知っておいてから業者を決めて、後悔しないようにしましょう。
太陽光発電業者の選び方やおすすめの業者は、下記の記事で具体的に解説しています。少しでも興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

関東の太陽光発電・蓄電池の設置はトベシンエナジーにおまかせ!

項目 | 詳細 |
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会社名 | FCR株式会社 |
屋号 | トベシンエナジー |
本社住所 | 〒145-0064 東京都大田区上池台5丁目38-1 |
対応エリア | 東京・千葉・埼玉・神奈川・茨城 |
提供サービス | 太陽光、蓄電池、リフォーム |
公式サイトURL | https://tobeshin-energy.com/ |
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まとめ
太陽光パネルのメーカーを選ぶ時は、変換効率や耐久性の高さ、保証期間の長さ、kWあたりのコスパ、サイズ等を比較しましょう。その上で、特にご自身が重視している条件が良いメーカーがあれば、そのメーカーを選ぶのがおすすめです。
もしメーカーの目星がついていないなら、本記事の太陽光パネルのおすすめのメーカーから、ご希望に近いメーカーを探してみてください。迷ったら相見積もりを取ったり、実際に問い合わせてみると良いでしょう。
この記事を参考に、ぜひご自身に合った太陽光パネルのメーカーを見つけてみてください。