「AIKOソーラーってあまり聞かないけど、どんな会社なの?」
「AIKOソーラーの太陽光発電の評判は良いの?」
AIKOソーラーは、とくに欧州で人気が高い太陽光発電メーカーです。日本ではまだあまり知られていないメーカーではありますが、ここ最近で業界内からの注目度は高まっています。
最先端の技術を活用していたり、変換効率が高かったりなど、太陽光発電を検討している方は知っておくべきメーカーのひとつでもあります。とはいえ、よくわからない会社の製品を使うのは不安という方も多いはずです。
そこで本記事では、AIKOソーラーの太陽光発電の実際の評判や製品のスペック、メリット・デメリットを紹介します。さらに、導入時に押さえるべきポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- AIKOソーラーは中国の企業で、太陽光発電業界の中でも最先端を走るメーカー
- 補助金対象で初期費用を抑えられる点や、防眩効果の高い製品がある点などが好評
- 海外メーカーである点や、パネルがやや大きい点が懸念となる可能性がある
- 海外メーカーでも信頼できるメーカーなら問題ない方、品質の高い製品をお得に導入したい方におすすめ
【太陽光パネルメーカー】AIKOソーラーとは?特徴を紹介

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | Aiko Energy Japan株式会社 |
| 所在地 | 東京都港区虎ノ門1-2-8 虎ノ門琴平タワー22階 |
| 創業年月日 | 2023年4月26日 |
| 公式HP | https://aikosolar.com/jp/ |
AIKOソーラーは、2009年に設立された中国の企業です。2017年には、世界で初めて管状PERCセルの量産化に成功しています。
その後も世界初の166mmのセルを量産化したり、最先端のABCセルを発明したりするなど、太陽光発電業界の中で先駆け的な存在です。
現在は中国だけでなく、日本やヨーロッパなどにも拠点を置いており、グローバル展開を進めています。設立から十数年しか経っていないにも関わらず、多くの実績を残している最先端のメーカーと言えるでしょう。
また、太陽光発電だけでなく、蓄電池など他のエネルギー事業も行っています。
AIKOソーラーの太陽光パネル一覧【特徴・費用】
太陽光発電業界の中で最先端を走るAIKOソーラーが販売している太陽光パネルは、下記の2種類です。それぞれの特徴や費用などを詳しく紹介していきます。
ネオスターシリーズ

まずは、ネオスターシリーズです。
| 製品名 | 最高変換効率 | 量産最大出力 | 希望小売価格(税込) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| AIKO-A-MAH54Mw | 24.3% | 485W | 不明 | ・片面ホワイト仕様 ・製品保証15年(最長25年の延長保証可) ・出力保証30年 |
| AIKO-A-MAH54Mb | 23.6% | 470W | 不明 | ・片面ブラック仕様 ・製品保証25年 ・出力保証30年 |
| AIKO-A-MAH54Db | 23.6% | 470W | 不明 | ・ダブルガラスブラック仕様 ・製品保証25年 ・出力保証30年 |
| AIKO-A-MAH78Dw | 24.3% | 680W | 不明 | ・ダブルガラスホワイト仕様 |
ネオスターシリーズは、最先端のABCセルを使用した太陽光パネルで、高性能な製品です。劣化率が低く、初年度の劣化率は1%以下、2年目以降でも1年あたり0.35%以下とかなり優秀だと言えます。
そのため、高品質な太陽光パネルを長く使いたい方におすすめです。また、ホワイト仕様とブラック仕様のパネルがあり、ブラック仕様の方が目立たないデザインとなっています。

家の外観と極力馴染むものを選びたい方には、ブラック仕様のものを選ぶと良いでしょう。また、製品によって変換効率や出力値が変わるため、どの程度発電効率の良い製品を希望するかで選ぶ製品を変えるのがおすすめです。
ネビュラシリーズ

続いて、ネビュラシリーズです。
| 製品名 | 最高変換効率 | 量産最大出力 | 希望小売価格(税込) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| AIKO-A-MAH54Tm | 22.5% | 450W | 不明 | ・製品保証12年 ・出力保証25年 |
ネビュラシリーズは、防眩効果がある点が特徴です。太陽光を受ける面に特殊な部材を使い、反射光の発生を防いでくれます。
反射光を抑えられれば近隣住民とのトラブルも減るため、安心して過ごしたい方におすすめです。なお、セルはネオスターシリーズと同様にABCセルが搭載されています。
ただし、ネオスターシリーズよりもやや変換効率は劣り、保証期間も短くなります。さらに、パネルの外観もホワイト仕様のみです。
防眩効果よりも発電量の担保や保証期間による安心感、意匠性を大切にしたい方は、ネオスターシリーズも検討しましょう。
AIKOソーラーの太陽光発電に関する口コミ・評判

続いて、AIKOソーラーの太陽光発電に関する口コミを紹介します。良い口コミと悪い口コミの両方を知り、ご自身の要望に合った製品か見極めましょう。
良い口コミ
AIKOソーラーを実際に検討している方の中には、下記のように東京都の補助金対象となることに好印象を持っている方がいます。
新築する家に載せる太陽光パネルと蓄電池の見積検討中。
設置業者の見積でやたら中国のメーカー(AIKO)の提案が多いんだけど、都の上乗せ補助金があるのでコスパがよいそう。
まあでも多少自己負担多くても日本のメーカーの方が長期的には安心なイメージ(バイアスかもですが)
引用:X
とはいえ、海外メーカーであることが引っかかっている様子もありました。また、AIKOソーラーの製品は下記のように防眩効果がかなり高いことが特徴的です。
低反射モジュール(防眩パネル)はAIKO、京セラ、長州産業が販売しています💡
なんと屋根よりも反射しません!
近隣の方に眩しいと嫌味を言われたら
「えっ今までの屋根よりもこの太陽光パネルの方が反射率低いですけど、気持ちの問題ではないでしょうか?」と言えますね😂
#太陽光発電 #太陽光パネル
引用:X
少しでも反射光のトラブルを防ぎたい方や、コスパ良く導入したい方におすすめできるメーカーだと言えるでしょう。
悪い口コミ
AIKOソーラーに関する悪い口コミは見当たらなかったものの、前述したように海外メーカーに対する不安感を抱えている方はいます。とはいえ、性能が高く信頼できるメーカーではあるため、検討製品に入れておくのが良いでしょう。
実際に業者に相談してみるなどし、本当に不安がある製品か一度しっかり確かめてみてください。あわせて、他のメーカーの製品についても聞いてみたり、ご自宅の状況に合った製品を提案してもらったりするのもおすすめです。
AIKOソーラーの太陽光パネルのメリット5選

品質が高く評判も良いAIKOソーラーの太陽光パネルについて、さらに具体的にメリットを紹介していきます。主なメリットは下記の5つです。
それぞれ具体的に解説するので、魅力的に感じるポイントが多くあるか確認してみてください。
最先端のABCセルを使用
AIKOソーラーの太陽光パネルは、最先端のABCセルが使用されています。ABCセルは従来品とは異なり、セルの一部に影ができてもうまく電流を迂回させる仕組みになっていることが特徴です。
そのため、影による発電ロスが最小限になり、発電量を担保しやすくなります。発電量を担保できれば経済効果も最大化でき、電気代のさらなる削減につながるでしょう。
住宅同士の距離が近く、屋根に影ができやすい日本の住宅だからこそ、このABCセルを使用した太陽光パネルが役立つはずです。
保証内容が充実している
太陽光パネルの保証内容が充実しているのも、AIKOソーラーの強みのひとつです。AIKOソーラーの製品には、下記のような保証内容がついています。
- 製品保証25年
- 出力保証30年
太陽光パネルの平均寿命は25年前後のため、十分な保証期間だと言えるでしょう。保証期間が十分に長ければ、寿命が尽きる前に不具合が起きても、修理費などを大きく削減できるメリットがあります。
初めての導入で不安な方や、ランニングコストをできるだけかけたくない方におすすめです。ただし、製品によって保証期間が変わることには注意しましょう。
信頼性が高い
AIKOソーラーは数々の賞を獲得しており、世界的に認められているメーカーです。
- BloombergNEFのTier1リストでトップクラスのPV技術リーダーに選ばれる
- EUPD Top Innovation Award2025
- TaiyangNews TOP Sloar Modules2024
- 32カ月連続で世界量産モジュール効率ランキング1位
- PV Magazine Award 2024
- AIKO_EUPD_Top Brand PV 2025(Germany)
- AIKO_EUPD_Top Brand PV 2025(Italy)
- AIKO_EUPD_Top Brand PV 2025(Spain)
- AIKO_EUPD_Top Brand PV 2025(Swizerland)
- AIKO_EUPD_Top Brand PV 2025(United Kindom)
- Intersolar AWARD 2023
- Red Dot Winner2023
- PVBL2023世界で革新力が最も高い企業賞
- APAIV 企業技術革新賞
あらゆる方面から高い信頼を寄せられていることが分かります。これだけ公的な機関から認められているメーカーなら、海外メーカーに抵抗がある方でも安心して導入できるでしょう。
もしまだ不安が残る場合には、業者へ相談するなどし、実際にどの程度品質が良いのかヒアリングするのがおすすめです。
意匠性に優れている
AIKOソーラーにはブラック仕様のものがあり、意匠性に優れています。太陽光パネル特有の白い線が目立たないため、パネルを屋根につけている感がなくなるのです。

また、レッドドット・デザイン賞なども受賞しており、公的な機関からもデザイン性の高さが評価されているのが分かります。「太陽光発電を導入したいけれど、家の外観を極力損ないたくない」という方にとっては、大きなメリットになるでしょう。
東京都の補助金対象になっている
AIKOソーラーの一部の製品は、東京都の補助金対象となっており、要件に当てはまればお得に導入できます。過去には「令和6年度 優れた機能性を有する太陽光発電システム」でネビュラシリーズの「AIKO-A-MAH54Tm」が認定製品となりました。
ただし、補助金の認定製品は年度や補助事業によって異なります。そのため、導入時にも同じ製品で同じ補助事業を利用できるのかはよく確認しておきましょう。
補助金を利用できればコストの回収速度も早められるため、迷ったら認定製品を積極的に検討するのがおすすめです。
AIKOソーラーの太陽光パネルのデメリット

AIKOソーラーには様々なメリットがありますが、やや大きめの設計となっているため、設置する屋根を選ぶ可能性があります。さらに、長方形のパネルのみのため、どうしても屋根の隅までは敷き詰めづらいでしょう。
屋根の面積を無駄なく使いたい方には、サイズのバリエーションがさらに多く、台形タイプなどもあるメーカーを選ぶのがおすすめです。また、海外メーカーをあまり信用できないという方は、導入を悩む可能性が高いかもしれません。
とはいえ、海外メーカーでも様々な賞を獲得しており信頼性が高い企業のため、検討候補に入れておくのが良いでしょう。
AIKOソーラーの太陽光パネルがおすすめな人
AIKOソーラーの太陽光パネルがおすすめなのは、下記のような人です。
- 海外メーカーということより、信頼性の高さを重視している人
- 品質の高い太陽光パネルで可能な限り発電量を担保したい人
- 充実した保証内容がついている製品を導入し、安心して過ごしたい人
- デザイン性が高い太陽光パネルで自宅の外観を損いたくない人
- 補助金を利用してお得に導入したい東京都民の人
また、製品の劣化率も低いため、製品を長持ちさせたい方やランニングコストを抑えたい方にもおすすめです。ただし、保証は充実しているものの、アフターサポートの迅速さや充実度は不明瞭な点には注意しましょう。
何かあった時に迅速に対応してもらえるか不安な方は、一度業者などに問い合わせてみてください。
太陽光発電を導入する際に押さえておくべきポイント
最後に、太陽光発電を導入する際に押さえておくべきポイントを3つ紹介します。
上記のポイントを押さえるだけで費用対効果を実感しやすくなるなどのメリットがあるため、よく確認しておきましょう。
複数のメーカーでよく比較する
太陽光発電を導入する際には、必ず複数のメーカーでよく比較するようにしましょう。というのも、メーカーや製品によって品質の高さや機能性の良さ、価格などが異なるからです。
希望のメーカーや製品が決まっていたとしても、探してみるとよりコスパの良いメーカーが見つかることがあります。まずはご自身の譲れないポイントを把握し、より良い製品があるメーカーがないか探してみましょう。
なお、タイプ別におすすめのメーカーは下記の通りです。ぜひ参考にしてみてください。
| タイプ別 | メーカー |
|---|---|
| 変換効率の高さを求める方におすすめのメーカー | ・カナディアンソーラー ・エクソル ・マキシオン |
| 充実した保証内容を求める方におすすめのメーカー | ・長州産業 ・シャープ ・京セラ |
| コスパの良さを求める方におすすめのメーカー | ・ネクストエナジー ・ソーラーフロンティア ・トリナソーラー |
さらに詳しい情報については、下記の記事をご覧ください。

信頼できる業者を選ぶ
太陽光発電の導入時には、信頼できる業者を選ぶことも重要です。というのも、業者の中には法外な金額を請求したり、手抜き作業で施工不良を起こしたりする悪質な業者がいるからです。
下記の基準で本当に信頼できる業者か見極め、依頼するようにしましょう。
- 自社施工をしているか
- 施工実績が豊富でトラブルがないか
- 口コミ評価が高いか
- 低評価の口コミの中に懸念すべき内容がないか
上記の情報は、基本的に業者の公式HPで確認できます。しかし、HPには良い情報しか載っていない可能性もあるため、GoogleMapなどの口コミも参考にするのがおすすめです。
なお、信頼できる業者一覧は下記で紹介しているので、業者の目途が立っていない方はぜひ参考にしてみてください。

補助金を活用する
補助金を活用するのも、太陽光発電の導入時に押さえておきたいポイントです。補助金を活用すれば初期費用を抑えられ、コストを回収しやすくなったり、費用対効果を高めやすくなったりします。
なお、現在太陽光発電の補助金は都道府県や各市区町村で行われており、関東圏だと下記の補助事業の実績があります。
- 東京都:災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業
- 栃木県:個人住宅用太陽光発電設備等導入支援事業
- 埼玉県:家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金
- 千葉県:住宅用太陽光発電設備等に係るリース等導入促進事業補助金
補助事業によって対象者が異なるので、まずはご自身が対象となるものがないか確認してみましょう。複数ある場合は併用可能か確認し、併用できない場合は補助額が高い方を選ぶのがおすすめです。
さらに詳しい補助金情報は下記の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

太陽光発電の設置ならトベシンエナジーにおまかせ!

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | FCR株式会社 |
| 屋号 | トベシンエナジー |
| 本社住所 | 〒145-0064 東京都大田区上池台5丁目38-1 |
| 対応エリア | 東京・千葉・埼玉・神奈川・茨城 |
| 提供サービス | 太陽光、蓄電池、リフォーム |
| 公式サイト | https://tobeshin-energy.com/ |
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豊富なメーカーから太陽光設備を選ぶことが可能です。また、お一人おひとりに合ったメーカーやプランをご提案しているため、メーカーに迷っている方も安心してご相談いただけます。
さらに、自社施工で価格を抑えながら品質の高い施工を行っており、補助金のサポートも承っています。補助金の採択率は94.2%とかなりの高水準のため、できるだけ補助金を受給したい方はぜひお任せください。
ご相談いただいたからといって、必ずしもご依頼いただく必要はございません。お気軽にご不明点を解消されるようなお気持ちで、ぜひ一度ご相談ください。
トベシンエナジーの施工実績・口コミ
ここでは、トベシンエナジーで実際に太陽光発電・蓄電池を導入した方の施工事例・口コミをご紹介します。
町田市 K様邸



| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| エリア | 東京都 |
| 築年数 | 10年 |
| 実際の導入費用 | 860,000円 |
| 補助金額 | 2,500,000円 |
| 実際に節約できた金額 | 11,010円 |
| メーカー(太陽光) | 長州産業 |
| メーカー(蓄電池) | 長州産業/SPVマルチ |
お客様電気代がすごく高いのは数年前から感じてた。どうやって電気代を下げようか色々調べていると太陽光を設置すると東京都から補助金が降りることを知った。
そんなに出ないだろうと思ったら2/3くらいの補助金が降りることを知って取り付けたいと思った。現状取り付けてから電気代も下がってすごくありがたい。
40代 男性
足立区 O様邸






| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| エリア | 東京都 |
| 築年数 | 5年 |
| 実際の導入費用 | 790,000円 |
| 補助金額 | 2,060,000円 |
| 実際に節約できた金額 | 5,550円 |
| メーカー(太陽光) | カナディアンソーラー |
| メーカー(蓄電池) | カナディアンソーラー |



太陽光蓄電池の補助金がかなり出ると聞き、見積もり取得。
合計金額に対し7割ほどの補助を受けられる事を知り、設置を決意。
今後電気代の高騰も懸念しているので、電気代削減にも期待をしています。
30代 男性
まとめ
本記事では、AIKOソーラーの太陽光発電に関する口コミや、メリット・デメリットなどについて紹介しました。AIKOソーラーは、最先端の技術で品質の高い太陽光発電を販売しており、多くの人から認められているメーカーです。
一方で長方形のパネルしかなかったり、海外メーカーに不安がある方にはおすすめしづらかったりするデメリットもあります。この記事で紹介したメリットやデメリット、実際に導入した方の体験談を参考に、後悔のない選択を行ってみてください。














