【評判/口コミ】カナディアンソーラーの蓄電池ってどうなの？価格から製品情報まで

「カナディアンソーラーって聞いたことあるけど評判いいの？」

「カナディアンソーラー製の蓄電池について詳しく知りたい」

カナディアンソーラーは、世界的に有名な蓄電池・太陽光発電メーカーです。品質が高いことから日本国内でのシェア率が非常に高く、幅広い層から支持を得ています。

しかし、品質が高く信頼性があっても、すべての人にマッチした機能が備わっているとは限りません。導入後に「希望の機能がなかった」とならないためにも、事前に実際の評判や特長をしっかり確認しておくことが重要です。

そこで本記事では、カナディアンソーラーの蓄電池の実際の評判や製品のスペック、メリット・デメリットを紹介します。さらに、導入時に押さえるべきポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

【蓄電池メーカー】カナディアンソーラーとは？特徴を紹介

項目	内容
会社名	カナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社
所在地	東京都中央区京橋1-13-1 WORK VILLA KYOBASHI 6階
設立年月日	2009年 6月
公式HP	https://csisolar.co.jp/

カナディアンソーラーは、世界最大の太陽光発電技術・再エネ企業のひとつとも言われているカナダの企業です。太陽光発電や蓄電池などの再エネに関する知見が深く、様々な賞を獲得しています。

日本国内で取り扱いがある海外メーカーの中では、シェア率第1位です。さらに、日本だけでなく150か国以上での導入実績があり、総出荷量では世界第3位を誇るほどの人気企業になっています。

創業から現在までの歴史も長く実績も豊富なため、知名度があり、信頼できるメーカーの製品を導入したい人にぴったりです。

カナディアンソーラーの蓄電池製品一覧【特徴・費用】

現在、カナディアンソーラーから販売されている蓄電池は、EPCUBEのみです。EPCUBEでは下記4つの運転モードを取り揃えており、品質が高い設計となっています。

なお、具体的な製品ラインナップは下記の通りです。

製品名	公称容量	蓄電タイプ	希望小売価格（税込）
EP Cube HES-JP1-606G/EP Cube HES-JP2-606G	6.6 kWh	全負荷型	不明
EP Cube HES-JP1-610G/EP Cube HES-JP2-610G	9.9 kWh	全負荷型	不明
EP Cube HES-JP1-613G/EP Cube HES-JP2-613G	13.3 kWh	全負荷型	不明

上記はすべて同じシリーズで、積み重ねることで容量のみが変わる仕様です。また、すべて全負荷型のため、停電時にはすべての部屋でいつも通り電気を使用することができます。

なお、蓄電池パックで購入すると15年の保証対象です。蓄電池の平均寿命は10〜15年のため、十分な保証期間と言えるでしょう。

製品の価格は非公開となっており、具体的な価格を知りたい方は設置業者などへの問い合わせが必要です。

カナディアンソーラーの蓄電池を実際に導入した人の口コミ・評判

続いて、実際にカナディアンソーラーの蓄電池を導入した方の口コミを紹介します。下記の通り、良い口コミと悪い口コミの両方を紹介するので、理想の状態を実現できそうか確認してみましょう。

良い口コミ

まずは、EPCUBEのコンパクトでスタイリッシュな外観を気に入っている方の口コミです。

蓄電池ついた！かっこよ！

がんばってうちの電気を支えてくれよー😊

#カナディアンソーラー

#EPcube

引用：X

存在感があり、デザイン性があまりない蓄電池を導入すると、自宅の外観を損なってしまう可能性があります。しかし、EPCUBEはむしろ外観をさらに良くしてしまうほど、デザイン性に優れているようです。

また、太陽光発電とEPCUBEを導入している家庭では、下記のように日中の電気代をほとんど削減できているケースもあります。

電力会社のグラフはこう。昼の電気使用量ほぼなし。

 #カナディアンソーラー #EPCUBE #太陽光発電 #蓄電池

引用：X

日中の電気代が不要になるのは、固定費を減らしたい方にとってかなり嬉しいポイントでしょう。さらに、口コミを調査した際には海外の投稿も多く見受けられ、やはり世界でも人気のメーカーであるようでした。

悪い口コミ

カナディアンソーラーの蓄電池に関する悪い口コミは、見当たりませんでした。国内のシェア率が高い企業で、EPCUBEを導入している家庭は多いはずなので、導入者の満足度がかなり高いということでしょう。

ただし、製品自体は良質でも施工業者とメーカーは異なるため、業者選びを誤ると施工不良が起きるリスクなどがあります。損をしたくない場合は業者選びを慎重に行うのが良いでしょう。

カナディアンソーラーの蓄電池の実際の事例

カナディアンソーラーの蓄電池を実際に導入した事例も見ていきましょう。今回紹介するのは、ご夫婦2人でお住まいの足立区の住宅へ設置した事例です。

このご家庭は、蓄電池だけでなくカナディアンソーラーの太陽光発電も同時に設置しています。蓄電池も太陽光発電も要件に該当すれば補助金がもらえるため、両方の補助金を200万円以上受給し、お得に導入しているのです。

本来285万円の設備費がかかるところ、79万円で導入できています。また、設備導入前は電気代が10,000円でしたが、導入後は4,450円となり半額以上の削減に成功しています。

なお、今回のご夫婦は、下記のように補助金でお得に導入できることや電気代が高騰していることが導入のきっかけとなったそうです。

太陽光蓄電池の補助金がかなり出ると聞き、見積もり取得。

合計金額に対し7割ほどの補助を受けられる事を知り、設置を決意。

今後電気代の高騰も懸念しているので、電気代削減にも期待をしています。（30代 男性）

本事例のように少しでも電気代を削減したい方や、補助金対象製品をお得に導入したい方は、カナディアンソーラーがおすすめです。

カナディアンソーラーの蓄電池「EPCUBE」のメリット5選

カナディアンソーラーのEPCUBEを導入すると、下記の5つのメリットを得られます。

これまで紹介してきた口コミ以外にも様々なメリットがあるため、ぜひ確認してみてください。

省スペースのまま容量を増やせる

EPCUBEは、省スペースのまま柔軟に容量を増やすことが可能です。というのも、モジュール式で積み重ねができる性能があるからです。

ひとつの製品に積み上げられるのは最大3つまでで、6.6 kWh・9.9kWh・13.3kWhの容量の中から選べます。また、積み上げ式のため横のスペースを取らず、大容量でもコンパクトに設置できるのが嬉しいポイントです。

無駄なスペースを取らないスタイリッシュな蓄電池を設置したいなら、断然EPCUBEがおすすめです。

スタイリッシュな見た目で外観を損なわない

スタイリッシュな見た目で外観を損なわないのも、EPCUBEの魅力のひとつです。EPCUBEはグレーを基調とした洗練されたデザインで、屋外に設置しても外観を損ないません。

デザイン性の良さから、下記のような権威ある賞も受賞しています。

蓄電池を設置している感じをあまり出さず、ご自宅の外観を統一感のあるデザインで保ちたい方におすすめです。

十分な保証内容がついている

EPCUBEは製品保証が15年と長く、蓄電池の平均寿命とほぼ同等のため、故障時でも安心して修理依頼できます。蓄電池が故障した場合、最大で200万円程度の交換代が必要となる可能性があるのです。

かなり大きな金額で、自費で支払うとなるとコストの回収が難しくなることがあります。そのため、15年保証があるのは大きなメリットになるでしょう。

ただし、通常の使用方法を守っておらず故障となった場合は保証の対象外となります。取り扱いには十分注意しましょう。

停電時に安心できる設計になっている

停電時に安心できる設計になっているのも、EPCUBEの特長のひとつです。常に停電検知をしており、停電した際に自動でフルバックアップを行ってくれます。

そのため、停電時でもいつもの家電や照明をそのまま安心して使い続けることが可能です。さらに、自立運転時の最大出力は5.9kVAあり、必要な家電を問題なく同時に使い続けることができます。

また、200V対応のため、オール電化なども停電中に使用可能です。ご家庭を選ばず、停電時にも安心して過ごせる仕様が備わっています。

モバイルアプリでモニタリングが可能

EPCUBEは、スマホと連携することで、電気の生産状況や消費状況などを気軽にモニタリングすることができます。スマホとの連携方法は、専用アプリをインストールするだけです。

また、スマホ以外でもオプションでタッチパネル式のカラーモニターを導入すれば、そちらでも運転状況を確認できます。手軽に蓄電状況を確認して安心したい人におすすめです。

カナディアンソーラーの蓄電池のデメリット

高品質で多くのメリットがあるEPCUBEですが、下記のようなデメリットも存在します。

まず、EPCUBEは3つまで増設が可能なものの、後から増やすことはできない点に注意が必要です。家族が増えるなど、ライフスタイルが変わる可能性を考慮した上で、慎重に容量を検討してから導入しましょう。

また、海外メーカーのため撤退する可能性があるものの、現段階では日本支社の代表が撤退することはないと明言しています。基本的に心配はいらないと考えておいて良いでしょう。

さらに、蓄電池と太陽光発電を併用する場合は、互換性があるか確認する必要があります。基本的にメーカーを揃えれば互換性があることが多いものの、カナディアンソーラーの場合はそれでも相性が悪い可能性があります。

そのため、互換性の有無をしっかり業者に聞いた上で導入を検討してみてください。

カナディアンソーラーの蓄電池がおすすめな人

これまで紹介した口コミやメリットをまとめると、EPCUBEは下記のような方におすすめだと言えます。

とくに他のメーカーと違う点は、省スペースな部分とデザイン性の部分です。そのため、ここに重点を置いて製品を検討している方は、EPCUBEを選べば間違いないでしょう。

また、停電時に自動切換えで電気を使えるようにしてくれるのも、手動切り替えが必要な他社製品と比べると大きなメリットです。上記のようなEPCUBEならではのメリットに魅力を感じる方は、前向きに検討してみてください。

蓄電池を導入する際のポイント

蓄電池を実際に導入する際には、下記の3つのポイントに気を付けましょう。

上記のポイントを押さえて導入しないと金銭的に損をするなどのリスクがあるため、よく確認してみてください。

業者を選ぶ際は必ず複数社を比較する

蓄電池の施工業者を選ぶ際は、必ず複数社を比較しましょう。比較検討することで、高額過ぎる見積もりを提示している悪徳業者や、施工不良のリスクが高い業者を見極めることができます。

下記の基準を大切にすると、悪質な業者を避けられるはずです。

口コミ評価を確認する際は、評価が低い口コミにも目を通しておきましょう。そうすることで、見逃せない欠点がある業者かどうかを見極めることができます。

また、見積もりを提示された際はしっかり内訳まで確認しておくことが大切です。見積もり自体は安くても、必要な費用が含まれていなかっただけで、最終的に高額な追加費用を請求される可能性があります。

さらに具体的に信頼できる業者の選び方や、おすすめの業者を知りたい場合は、下記の記事を参考にしてみてください。

太陽光発電と接続する場合は相性を確認する

太陽光発電と併用して蓄電池を導入しようと考えている場合は、必ず相性が良い製品同士か確認しておきましょう。というのも、製品同士の相性が良くないとせっかくの高性能が少し下がってしまう可能性があるからです。

その結果、電気の変換効率や得られる経済効果に多少の差が出る場合が考えられます。同じメーカーでも必ずしも相性が良いとは限らないため、併用する場合は業者へ必ず相談し、慎重に製品を検討しましょう。

補助金の活用で導入費用を削減する

補助金の活用で導入費用を削減するのも、蓄電池導入時に重要なポイントです。補助金を活用すれば初期費用を削減でき、同時に費用対効果の向上やコストの回収速度上昇につながります。

なお、蓄電池の補助金は国や都道府県、市区町村で実施されています。直近だと下記のような補助金が実施されていました。

補助金によって対象者や補助額が異なるため、ご自身が該当するかやどの程度の補助額かしっかり確認しておきましょう。また、実施する補助金は年度によって異なり、実施されていても予算上限に達すれば終了となってしまいます。

そのため、導入する直前にしっかり調べ、申請できる状態なのかまで確認しておくことが重要です。さらに詳しく蓄電池の補助金について知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

蓄電池の設置ならトベシンエナジーにおまかせ！

蓄電池の導入なら、トベシンエナジーへおまかせください。トベシンエナジーは、関東に16店舗を展開し、蓄電池の導入をサポートしています。

カナディアンソーラーを含めた豊富なメーカーから蓄電池を選ぶことが可能です。また、お一人おひとりに合ったメーカーやプランをご提案しているため、メーカーに迷っている方も安心してご相談いただけます。

さらに、自社施工で価格を抑えながら品質の高い施工を行っており、補助金の代行も承っています。補助金を受給したい方は、ぜひお任せください。

ご相談いただいたからといって、必ずしもご依頼いただく必要はございません。お気軽にご不明点を解消されるようなお気持ちで、ぜひ一度ご相談ください。

トベシンエナジーの施工実績・口コミ

ここでは、トベシンエナジーで実際に太陽光発電・蓄電池を導入した方の施工事例・口コミをご紹介します。

町田市 K様邸

項目	詳細
エリア	東京都
築年数	10年
実際の導入費用	860,000円
補助金額	2,500,000円
実際に節約できた金額	11,010円
メーカー（太陽光）	長州産業
メーカー（蓄電池）	長州産業/SPVマルチ

足立区 O様邸

項目	詳細
エリア	東京都
築年数	5年
実際の導入費用	790,000円
補助金額	2,060,000円
実際に節約できた金額	5,550円
メーカー（太陽光）	カナディアンソーラー
メーカー（蓄電池）	カナディアンソーラー

カナディアンソーラーの蓄電池にまつわるよくある質問

最後に、カナディアンソーラーの蓄電池にまつわるよくある質問を2つ紹介します。

カナディアンソーラーの蓄電池は後付けできる？

カナディアンソーラーの蓄電池は、後付けが可能な場合があります。それは、既存のパワコンをEPCUBEの製品へ入れ替えることができる場合です。

EPCUBEは、パワコンと蓄電池が一体型となっている都合で、他のパワコンを接続することができないのです。また、パワコンの入れ替えが可能でも、太陽光パネルとの相性が良くないことがあります。

そのため、事前に業者へ相性を確認した上で導入を決めるようにしましょう。

カナディアンソーラーの太陽光パネルの評判は？

カナディアンソーラーの太陽光パネルは、蓄電池と同様に高い評価を得ています。実際に導入した方の口コミには、下記のように、大きな電気代の削減につながったというものが多くありました。

うちは母がいることもあり冷暖房を結構使うし、冷蔵庫も3台使っています。このため冬など、電気代が20,000円を超えることもめずらしくありませんでした。ところが太陽光発電を始めて以降は、冬でも10,000円台。5～7月などは4,000円台に抑えられました。加えて売電料金が、冬場でもひと月5,000円ほどに。とくに2013年の5月は天気が良かったこともあり、約13,700円を売電しました。この月の使用料金は約4,700円。かなりのプラスでした

引用：カナディアンソーラー公式サイト

その他にも、設備トラブルが少ない点や、比較的安価にも関わらず性能が高い点が評価につながっています。さらに、安心の長期保証があり、製品の耐久性が高いのも魅力です。

カナディアンソーラーの太陽光パネルは多くの強みがあるため、下記の記事よりさらに具体的な特長を確認してみてください。

まとめ

本記事では、カナディアンソーラーの蓄電池に関する口コミや、メリット・デメリットなどについて紹介しました。EPCUBEは、スタイリッシュなデザインで家の外観を損なわず、柔軟に容量を増やせるなどのメリットが多い製品です。

しかし、後から増設できないなどの制約もあるため、よく仕様を確認した上で導入することが重要です。この記事で紹介したメリットやデメリット、実際の口コミ評価を参考に、後悔のない選択を行ってみてください。