「太陽光発電の設置後にはどれくらいの費用がかかるの?」
「できるだけランニングコストを抑えるにはどうすれば良い?」
太陽光発電にかかる費用は初期費用だけではなく、必要に応じてランニングコストもかかります。適切に設備を運用していれば基本的に大きな費用はかかりにくいものの、不具合を放置した場合などは費用が高額になりがちです。
ランニングコストが高額になると、初期費用を回収できないリスクがあります。できるだけランニングコストを抑えて確実に元を取りたい場合は、いくつかのポイントを押さえて設備を扱うことが重要です。
そこで本記事では、ランニングコストの内訳とそれぞれの相場、どのような場合に必要となるのかを紹介します。さらに、ランニングコストを抑えるためのポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
なお、太陽光発電の設置費用を詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

太陽光発電のランニングコスト相場
太陽光発電のランニングコストの内訳には様々なものがあります。ここでは、下記の内訳別に相場を紹介していきます。
メンテナンス費用

調達価格等算定委員会によると、2025年度の住宅用太陽光発電にかかるメンテナンス費用の想定値は、年間3,000円/kWです。この想定値を大体の相場と捉えると、3kWの太陽光発電なら年間9,000円、5kWなら年間15,000円が目安となります。
また、メーカー保証の内容にメンテナンスが入っていて保証期間内であれば、メンテナンス費用が無償になることもあります。メンテナンス費用が定期的に掛かったとしても、設備の初期費用の元を取ることは基本的に可能です。
なお、太陽光発電のメンテナンスは3〜4年に1度は行うことが推奨されています。必ず定期的に実施し、設備の寿命を適切に延ばしましょう。
太陽光発電のメンテナンスに関する詳細は、下記の記事をご覧ください。

パワコンの交換費用

パワコン(パワーコンディショナ)とは、直流を交流に変換する機器のことです。パワコンの寿命は10〜15年程度で、太陽光発電の運用期間中に少なくとも1回は交換が必要となります。
令和7年の経済産業省の発表によると、5kWの太陽光パネルの場合、パワコンの交換費用は1回あたり42.3万円程度が相場です。ただし、パワコンにも保証がついている場合があり、保証期間内であれば無償や安価で済むことがあります。
なお、寿命よりも早く不具合が出てしまった場合は、交換ではなく修理対応で済むこともあります。この場合の相場は大体5〜10万円程度です。ケースによってかかる費用が大きく変わるため、保証内容などを事前によく確認しておきましょう。
売電メーターの交換費用

売電メーターとは、電力会社に売電した月々の電気量を計測する機器のことです。この売電メーターは10年に1回交換が義務づけられており、交換時には1万〜2万円程度の費用がかかります。
ただし、必ずしも所有者に支払い義務があるわけではなく、電力会社が費用を負担するケースもあります。そのため、誰が負担することになっているか、導入時に必ず確認しておきましょう。
修理費用

太陽光パネルやパワコンなどに不具合があり、修理で対応できる場合は修理費用がかかります。修理費用の相場は、それぞれ下記の通りです。
機器名 | 修理費用の相場 |
---|---|
太陽光パネル | 1枚につき約10万~15万円 ※3kW(8枚程度)の場合約30万~45万円 |
パワコン | 5~10万円 |
どの程度の修理が必要となるかによってかかる金額は変わるため、上記は大体の目安として捉えておきましょう。また、修理費用がメーカー保証に含まれている場合は、無償で済むこともあります。
税金

太陽光発電を導入すると、所得税・消費税・固定資産税・住民税がかかる可能性があります。ただし、すべての人にこれらの税金がかかるわけではなく、条件を満たした場合、かかる税金が増える形式です。
例えば、下記の場合などには各種税金がかかることがあります。
- 売電収入を得ていると所得税が課されることがある
- 補助金額に対しても所得税が課される
- 導入費用に対して消費税が課される
- 10Kw以上の住宅用設備を導入すると固定資産税が上がる
- 所得が一定以上増えると住民税が課される
ただし、税金対策を行えば税金の支払いを免れたり、支払い額を減らしたりすることが可能です。太陽光発電に関する税金についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

また、確定申告が必要なケースについては、下記の記事をご覧ください。

保険料

メーカーや業者が実施している有償の保険に加入する場合は、別途保険料の支払いが必要となります。太陽光発電で有償となる可能性がある保険とは、たとえば火災保険や地震保険などです。
火災保険の相場は初期費用の3%程度、地震保険の相場は初期費用の1%程度です。5kWの設備を140万円で導入した場合、火災保険は年間42,000円程度、地震保険は年間14,000円程度かかります。
あまり安価だとは言えないため、加入前に本当に必要かどうかを慎重に検討するのがおすすめです。
撤去費用

太陽光発電の撤去費用の相場は、3kWで総額15万円程度です。設備の撤去費だけでなく、運搬費用や施設での処分費用も含まれます。
また、撤去する太陽光パネルの枚数や施設までの距離、業者などによって相場は変わります。そのため、できるだけ安く抑えたいなら、複数の業者を比較して安価なところを選ぶのが良いでしょう。
なお、撤去以外の処分方法もあります。それは、リサイクルに出したり、中古品として販売したりする方法です。リサイクルや中古品販売の方が安価で済む可能性があるため、費用が気になる場合はこちらも同時に検討してみてください。
さらに詳しく撤去費用について知りたい場合は、下記の記事をご参照ください。

太陽光発電でランニングコストが必要な理由
太陽光発電でランニングコストが必要な理由は、大きく分けて下記の2つです。
それぞれなぜ支払い義務が発生するのか、解説していきます。
定期的なメンテナンスが必要な設備だから
太陽光発電でランニングコストがかかるのは、定期的なメンテナンスが必要となるからです。国が決めた固定価格で売電できる「FIT制度」を利用する場合、定期的なメンテナンスの実施が義務となります。
義務を果たさないと売電できなくなるリスクがあるため、売電を行っているなら必ずメンテナンスを行いましょう。なお、FIT制度を利用しておらず50kW未満の太陽光発電を設置している場合は、メンテナンス義務がありません。
しかし、定期的にメンテナンスを実施しないと下記のようなリスクがあります。
- 太陽光パネルの汚れが放置され、発電効率が下がる
- 太陽光パネルが劣化し火災になる可能性がある
- 天候や塩害によってダメージが蓄積される
そのため、義務の有無に関わらず定期的にメンテナンスをし、費用を支払う必要があると考えておきましょう。
売電などで税金がかかる可能性があるから
太陽光発電を導入すると、場合によっては毎年所得税や固定資産税などの税金がかかる可能性があります。とはいえ、住宅用太陽光発電にかかる税金は基本的に消費税のみのため、税金の支払い額はそれほど多くないでしょう。
ただし、自身も消費税以外の支払いは必要ないとすぐに判断するのは危険です。他の税金の支払いが必要だったにも関わらず確定申告を行わないと、罰則を科される可能性があります。
そのため、ご自身にどの税金の支払い義務があるか、必ずしっかりと確認した上で申告が必要か判断してみてください。
ランニングコスト以外でかかる太陽光発電の費用

ランニングコスト以外でかかる太陽光発電関連の費用は、設備を導入する際の初期費用です。資源エネルギー庁によると、太陽光発電の初期費用相場は2024年時点で1kWあたり29.5万円です。
つまり、一般的な住宅用太陽光発電の相場である3kW~7kWの場合は、総額で平均88.5万~206.5万円程度になります。また、新築と既築でも相場が変わります。
3kW〜7kWの新築の場合は85.8万〜200.2万円、既築の場合は97.8万〜228.2万円が相場です。なお、内訳は下記の通りです。
内訳 | 1kWあたりの相場 |
---|---|
太陽光パネル | 約14〜30万円 |
パワコン | 約4万円 |
架台 | 約10〜15万円 |
工事費 | 約20〜40万円 |
その他 | ・消費税10%分など ・保険に加入した場合や補助金の申請代行を行った場合などは別途費用が掛かる |
状況によって追加でかかる費用 | ・蓄電池を導入した場合などは追加で蓄電池代が掛かる |
さらに詳しく初期費用について知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

ランニングコストを抑える方法3選
太陽光発電は導入時に多額のお金がかかることもあり、できるだけランニングコストを抑えたい方が多いでしょう。ランニングコストを抑えるには、下記の方法が効果的です。
いずれも早めの対応が肝心になるため、購入前からできるだけ上記の方法を試してみてください。
不具合を見つけたらすぐ修理する
太陽光発電のランニングコストを抑えたいなら、定期メンテナンスで見つけた不具合を小さなものでもすぐに修理するのが重要です。同じ不具合でも、早めに対応すれば修理費用及びランニングコストを大きく抑えることができます。
また、目視で日常点検を行った際に不具合のようなものを見つけた場合も、念のため業者へ相談しておくのがおすすめです。点検費用がかかる可能性がありますが、後から修理が必要になるよりも格段に安く済みます。
早め早めの対応を心がけ、費用を抑えていきましょう。
保証内容が充実しているメーカーや業者を選ぶ
保証内容が充実しているメーカーや施工業者を選ぶのも、ランニングコストを抑える上で効果的な方法です。というのも、メーカーや業者が無償で対応してくれる範囲が広いほど、メンテナンス費や修理費などが浮くからです。
特に修理費や設備の交換代は高額になりがちなため、保証の範囲に入っているか必ず確認しておきましょう。また、保証期間の長さも重要です。
保証期間が長ければ長いほど、経年劣化による修理費や交換代が抑えられるようになります。
コスパが良い業者を選ぶ
ランニングコストを抑えたいなら、メンテナンスや修理を依頼する時にコスパが良い業者を選ぶのがおすすめです。メンテナンス費用などには大体の相場があるものの、依頼する業者によってかかる費用が変わります。
ただし、単に安価な業者に依頼するのはあまりおすすめしません。費用が安い代わりに手抜き作業が行われ、不具合の見落としがあり、結果的にメンテナンスの意味がなくなる可能性があるためです。
複数の業者の口コミを比較するなどし、信用できる業者の中から安価な業者を選びましょう。
太陽光発電はランニングコストを含めても元を取れる?

太陽光発電は、ランニングコストを考慮しても基本的に元を取ることが可能です。ただし、下記のような場合は元を取りづらくなる可能性があるため、注意が必要です。
- 高性能で高額な製品を購入するなどし、そもそもの初期費用が高くつく場合
- 定期的なメンテナンスを怠り、高額な修理費や交換代がかかる場合
- 災害などで設備が故障し、保険に入っていなかった場合など
できるだけリスクを避けるように運用し、確実に元を取れる状態にしていきましょう。
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項目 | 詳細 |
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会社名 | FCR株式会社 |
屋号 | トベシンエナジー |
本社住所 | 〒145-0064 東京都大田区上池台5丁目38-1 |
対応エリア | 東京・千葉・埼玉・神奈川・茨城 |
提供サービス | 太陽光、蓄電池、リフォーム |
公式サイト | https://tobeshin-energy.com/ |
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補助金採択率が94.2%と業界でも高い水準を誇っており、300万円超えの補助金実績もあります。また、保証期間も20年間と業界トップクラスの内容であり、アフターサービスも充実度が高いことが強みです。
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トベシンエナジーの施工実績・口コミ
ここでは、トベシンエナジーで実際に太陽光発電・蓄電池を導入した方の施工事例・口コミをご紹介します。
町田市 K様邸



項目 | 詳細 |
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エリア | 東京都 |
築年数 | 10年 |
実際の導入費用 | 860,000円 |
補助金額 | 2,500,000円 |
実際に節約できた金額 | 11,010円 |
メーカー(太陽光) | 長州産業 |
メーカー(蓄電池) | 長州産業/SPVマルチ |

電気代がすごく高いのは数年前から感じてた。どうやって電気代を下げようか色々調べていると太陽光を設置すると東京都から補助金が降りることを知った。
そんなに出ないだろうと思ったら2/3くらいの補助金が降りることを知って取り付けたいと思った。現状取り付けてから電気代も下がってすごくありがたい。
40代 男性
足立区 O様邸






項目 | 詳細 |
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エリア | 東京都 |
築年数 | 5年 |
実際の導入費用 | 790,000円 |
補助金額 | 2,060,000円 |
実際に節約できた金額 | 5,550円 |
メーカー(太陽光) | カナディアンソーラー |
メーカー(蓄電池) | カナディアンソーラー |



太陽光蓄電池の補助金がかなり出ると聞き、見積もり取得。
合計金額に対し7割ほどの補助を受けられる事を知り、設置を決意。
今後電気代の高騰も懸念しているので、電気代削減にも期待をしています。
30代 男性
まとめ
本記事では、ランニングコストの内訳とそれぞれの相場、どのような場合に必要となるのかを紹介しました。太陽光発電のランニングコストには、定期メンテナンス費用や修理費用、周辺機器の交換費用など様々なものが含まれます。
場合によって金額が変わるため、ランニングコストを抑えたい場合は充実した保証が付いた設備を購入するなどの工夫を行いましょう。また、定期的なメンテナンスを行い不具合を放置しなければ、ランニングコストを含めても基本的に元を取ることが可能です。
この記事を参考に早めの対応を心がけ、ランニングコストを抑えてみてください。